笑顔の価値

印象の良い人といわれてぱっと思いつく人はどんな人でしょう?清潔感のある人、はきはき話す人、礼儀正しい人・・いろいろあるでしょうが、やはり一番は「笑顔の人」でしょう。

非常に有名なメラビアンの法則でいえば、第一印象を決めるのは55%が視覚情報つまり表情や視線、しぐさなどだといいます。言語情報、話の内容はわずか7%しか影響しません。印象をよくするために何も高い洋服を買ったりしなくても、笑顔でいることが大事なのです。

しかも、つらいことがあったり、苦しい状況、苦手な作業を行う際に笑顔でいると、脳が勘違いをしてα波を出すことによりストレスが軽減されて、結果としてパフォーマンスが向上するといわれています。そう、作り笑いでも十分効果があるわけです。

笑う門には福来るといわれるのはまさにそういうことでしょう。いいことがあるから楽しいから、笑うのではなく・・笑顔でいるからこそ、いいことが起こるのでしょう。生きていればいいことも悪いこともいろいろなことがおこるのは当たり前です。どんな状況でも笑顔でいることで、良い結果を産み出していきたいものです。

エージェントゲートDNA

エージェントゲートではMTGや朝礼、食事をしている時や移動中、このブログを通じて・・・メンバーは毎日のように同じ話を何度も何度も聞かされています。正直、辟易している人もいるでしょう。

何度も聞く同じ話とは、創業の動機、想い、社名の由来、ビジョン、価値観・・・まさにエージェントゲートのDNAと呼ばれるものです。そのDNAを同志に対してまずは徹底的に継承することが経営層の仕事と考えています。

誰でも当たり前ですが自己紹介はできます。どこで生まれて、どういう性格なのか、なぜそのような性格が形成されたのか、自分の名前の由来、夢・・・30分話してくださいと言われれば、話せるのではないでしょうか?しかし、他個紹介(そういう言い方が正しいか分かりませんが)をしようと思ってもなかなかできないものです。例え親友のことだとしても30分間話し続けるのは意外と難しいはずです。

エージェントゲートの話をするのは、まだ他個紹介をしてくださいってお願いする感じです。これを、あたかも自分が創業した会社のようにみんなが熱く話してくれるようになれば、DNAが継承されたということでしょう。一日も早くそうなるように、もう少しのみんなには我慢してもらいましょう。。。

エージェントゲートのみんなが家族や友達に会社のことを誇りに思って自己紹介できるようになってくれれば、それがエージェントゲートの最初の口コミになるのではないでしょうか?社員からその周辺へ素晴らしい口コミを作っていきます。

効率至上主義

企業では当たり前のように効率化を求められ、無駄を省くことが称賛される世の中になりました。生産性を高めるというのは企業の目標であり、エージェントゲートでも、会社の「無理」「無駄」を省くような努力を進めています。

しかし、一方で欧米型の効率至上主義によって失うものも私たちは大事にできないかと思うのです。多くの人がやる前から「そんなことやったって無駄だよ」ということを自分を信じてやり続けることで、大きな成果を出した人を私は知っています。

以前、大学教授が何人か集まって対談のようなものをしていました。その中で「万能細胞」について話が出ていました。万能細胞は再生医療の分野で大きく期待されています。発見された京都大学の山中教授は「万能細胞はいわゆる効率至上主義の研究では恐らく永遠に発見されることはなかった」とおっしゃっていたことが非常に印象に残っています。

つまり、そんなことはやってもあまり意味がないという実験の繰り返しの中で偶然にも発見されたということでしょう。

ノーベル賞を受賞したサラリーマンの田中さんの話も実に有名ですよね。田中さんは実験の中で間違えて違う物質を混合してしまいます。でも、「まぁー捨ててしまうのもなんだし、ちょっと使ってみよう」ということでその物質を実験に使うことでノーベル賞をとってしまいます。

別にそこまでドラマティックな話ではなくても、私たちの日常の中に「こんなことしても無駄だ」と思うことの中に価値のあることが潜んでいるような気がしてなりません。エージェントゲートでは相反するテーマではあるものの、当たり前のように効率化を求めつつ、そうしたことを大事にしていきたいのです!!

変えられるのは自分と未来

私はドラえもんという漫画が大好きですが、まだ残念ながらタイムマシンは発明されていません。誰にでもあのときのあの瞬間に戻れるのなら、もう一度やり直したい・・・そんな瞬間があるものです。でも、そんなことはできません。過去(起こったこと)はどんなに努力しても変えることができないのです。

過去が変えられないのは多くの人がなんとなく理解し、飲み込んでいる事実だと思うのですが。もう一つ変えられないもの「他人」については、意外と変えたがっている人が多いように感じます。皆さんはいかがでしょう?厳密にいえば変えることはできるのですが、それはあくまでも本人の選択で、私たちがコントロールできるものではありません。

私たちがコントロールできないものは他にもいろいろあります。天気や災害、渋滞や景気などもそうでしょう。仕事で時間がないのでタクシーに乗ったら逆に渋滞で遅くなってしまった。そんなこともありますよね。でも、どれだけ怒っても運転手さんに文句を言っても渋滞が解消されることはありません。アウトオブコントロールというやつです。そんなときにただ一つできることは自分をコントロールすることです。思わぬ時間ができたから明日の打ち合わせの準備をしようかと考えれたらポジティブに過ごせそうですね。言うは易しですけど・・・

どうせ自分の貴重な時間を使うのなら、自分がコントロールできることのために使った方が有効ですね。

目的と手段

こんな経済状況の中で、まさに今は節約時代と言えるでしょう。節約は美徳です。しかし・・・度を過ぎればそれは「ケチ」と言われます。謙譲も美徳です。ところがこれも度を過ぎれば「媚び」となり相手を不愉快にさせます。このようにおおよその善行は度が過ぎてしまえば逆に良くない結果につながります。では、なぜ度が過ぎて(行き過ぎて)しまうのでしょうか?

そもそも節約とはなにかと考えてみると・・・持てる資源を無駄にせず、もっとも有効に活用することで自分と周囲の幸福を追及するということでしょう。幸せになるための手段である節約ですが、それ自体が目的になってしまった瞬間から、必要となる出費もしなくなり、人のためにはお金など使いたくもないというがめつさ(ケチ)につながってしまう気がします。

謙譲も全く同じで、相手への尊敬の気持ちを言葉や行動に表したものですが、その形ばかりが重要視されてしまえば、全く心の伴わない虚礼となります。相手を心から思いやらない形だけの謙譲は、無礼そのものです。

手段が目的にすり替わってしまうことは、本当によくあります。そのことをよく理解して、たまには目的と手段について振り返り考えてみることの大事さを思います。

段取り八部

エージェントゲートのタレントマネージメント事業部を引っ張っているのはまだ20代のH部長です。非常に若いですが、礼儀正しく、チームをまとめる能力に関して言えば頭が下がる思いです。

彼を見ていて素晴らしいと感じるのは、当然部長なのでいろいろな場面で挨拶やコメントを求められるケースがあります。その際に素晴らしいコメントを発信します。きっと多くの人が、「H部長は話が旨いな」「アドリブでよく気の利いたコメントを言えるな」と思っているでしょうが・・・実は非常に人前で話すのが苦手で、ちょっとした冒頭の天気の話から冗談まで含めて、原稿を書いてそれを何度も練習して話していると聞いたことがあります。あんまりネタ晴らしをしてしまうと営業妨害(?)なのでやめておきますが(笑

本番で力を発揮するためにはよく「段取り八部」といいます。事前準備が大事だということです。僕の勝手な想像ですが、本当にアドリブだけで上手に話せる人なんてごく一握りの人だと思います。その昔、福原愛ちゃんが「天才卓球少女」と騒がれていた時期がありました。もちろん、天賦の才能もあったのかもしれません。でも、あんなに小さなころから毎日毎日ものすごい練習をしてきている人に、卓球が上手なのはただ「天才だから」というのは失礼ではないかと思いました。

陰でそうした努力を積み重ね、でも努力をしているということを公にはしない。そんなH部長を非常に尊敬しています。

それぞれの役割

エージェントゲートにも営業だけではなく、デザイナーやエンジニア、人事や経理という職種が存在します。それぞれがそれぞれの役割で日々努力を積み上げています。ただ、売り上げについてはやはり営業の仕事と思ってしまうのはどの会社でも同じですね。

以前、自動車メーカーポルシェの本を読んだ時にこんなことが書いてありました。現在世の中に出回っている自動車の最高速度は・・・だいたい300キロ~400キロぐらいでしょうか。それはポルシェじゃなくてもフェラーリでもランボルギーニでも大した差はありません。

この最高速度ですが、スピードをつかさどるエンジンの性能としては1000キロとか出るようにすることは容易なことだそうです。飛行機やロケットがあるぐらいなんだからそうでしょうね。ただ、1000キロで走ってしまうと、曲がったり止まったりができないそうです。つまりもっとスピードを出すためにはブレーキの性能を向上させたり、ハンドリングの性能を向上させる必要があるということです。

売り上げも同じことが言えるのではないでしょうか。もちろん営業の努力が一番影響あるんでしょうけど。メンバー全ての努力でその売り上げは成立していると考えたいものです。

ホウレンソウ

ビジネスで「ホウレンソウ」といえばもちろん野菜ではなく「報告・連絡・相談」のことです。エージェントゲートはできるだけ現場の人材に権限を委譲したいという代表緑川の考えがありますので、一般的な企業さんより更にこのホウレンソウが重要になります。

でも、ホウレンソウってすればよいわけではなく、やはり押さえておくべきポイントがあります。その一つに「数字を使う」ということがあげられるでしょう。これは部下から上司へ行う報告だけでなく、上司から部下に行う指示も同じです。日本語って本当に素晴らしい言語で、人の感情のファジーな部分を見事に表現しますし、形容詞などを利用することでコミュニケーションを和らげることが可能になります。ただ、ビジネスにおいてはこのファジーさがデメリットになることが非常に大きいです。

例えば「○○くんすぐにこの仕事をやっておいてください」と言われたとします。人によっては今日中ととらえる人もいるでしょうし、人によっては1時間以内ととらえる人もいるでしょう。他にも「高い」「安い」「早い」「遅い」「大きい」「小さい」「若い」などなど・・・形容詞は人によってとらえ方がまちまちで大きなミスコミュニケーションにつながります。

その点、数字は全世界共通の概念です。1は日本だろうが海外だろうが、若かろうが老人だろうが、男性だろうが女性だろうが1です。日本でいう1は中国では3のことを言うみたいなことはありません。つまり報告をする人もされる人も共通の概念で話ができるのです。

「けっこう早めに会場には着いたのですが、すでに若い人が行列していて、入るのにかなり時間がかかりました」と報告されるのと「会場が9時でしたが、15分前には会場につきました。その時にはもう20代前半のカップルが30組ぐらいは並んでいました。そのため、入るのに30分ぐらいはかかったと思います」と報告されるのと・・・どちらが情報を正しく把握できるでしょう?ビジネスでは数字を使ったコミュニケーションを基本としたいですね。

カイゼン

どの企業でも業務改善は日々行われていることです。エージェントゲートでも少しでも生産性が高まるようにいろいろな改善施策が行われています。私たちがカイゼンの中で最も大事にしていることは「きっとまだ改善できるはずだ」という意識です。

以前テレビの特集番組で工場再生請負人と呼ばれる山田日登志さんが紹介されていました。少々記憶があいまいですが、確か地方の家具を作る工場からの依頼でその工場の視察に訪れていました。通常、その工場では一日で家具が10セットぐらいできていたようです。一通り視察を終えた山田さんは社員の方々に「一日で100セット作れるようになります」と断言します。

言われた社員さんはちょっと失笑します。いまみんながさぼっているのならまだしも、普通に働いていて10個しか作れないものが10倍の100個なんてできるはずがないと。全社員が間違いなくそう思ったことでしょう。そこで、まず山田さんは視察した結果で気が付いたことをいくつか指摘して工場の導線などを改善します。すると、家具は15セット作れるようになります。誰もが10セットしか作れないと思っていたことが、目の前で15セット出来上がるということにまずは驚きながら・・「あれっ?もしかしてもっと作れるようになるのかもしれない」という意識が芽生えます。この意識、つまり冒頭でお話した「きっとまだ改善できるはずだ」という気持ちです。

その後、この工場では社員たちが自発的に改善委員会というものを作り全員で知恵を出し合うようになりました。その時点で山田さんは「もう大丈夫100セットできます」と言われ、実際に1年後ぐらいには100セットできるようになるのです。驚きました・・・自分たちもそんなことできる訳ない、と決めつけている部分があるんじゃないか。常に既存の業務に疑問を持ち、改善できることはないのか取り組む姿勢を大事にしていきます。

相互尊敬

エージェントゲートではそれぞれが個性を発揮し輝ける社会の実現を目指しています。それが私たちの「タレントマネジメント事業」の本質です。つまりダイバシティの実現を目指しているわけですが・・・実現の土台となるのが相互尊敬だと考えています。

多様性って聞こえはよいですが、組織としてはなかなか難しい問題です。いろいろな人材がいれば、それだけ意見の集約/調整は難しくなりますし、ルールも複雑になってきます。話す言語が違ったり、世代などのギャップがあるとコミュニケーションの難易度も格段に上がります。そんな組織が一つになって力を発揮するには、相手との違いを認め、理解し、尊敬することが絶対に必要です。

最も身近な組織である家族でも同じでしょう。旦那さんが「あいつは毎日家でゴロゴロしていて楽でいいな」と考え、奥さんが「あの人は毎日飲んで帰ってきてばっかり」と考えている家庭と・・・旦那さんは「あいつのおかげで毎日気持ちよく仕事をさせてもらっている」奥さんが「毎日朝から遅くまでお仕事お疲れ様」と考えているのと、お互いにどちらが能力を発揮できるのか見るまでもありません。

相互尊敬をするためにも、個性を伸ばしていける会社にしていきます。