カイゼン

どの企業でも業務改善は日々行われていることです。エージェントゲートでも少しでも生産性が高まるようにいろいろな改善施策が行われています。私たちがカイゼンの中で最も大事にしていることは「きっとまだ改善できるはずだ」という意識です。

以前テレビの特集番組で工場再生請負人と呼ばれる山田日登志さんが紹介されていました。少々記憶があいまいですが、確か地方の家具を作る工場からの依頼でその工場の視察に訪れていました。通常、その工場では一日で家具が10セットぐらいできていたようです。一通り視察を終えた山田さんは社員の方々に「一日で100セット作れるようになります」と断言します。

言われた社員さんはちょっと失笑します。いまみんながさぼっているのならまだしも、普通に働いていて10個しか作れないものが10倍の100個なんてできるはずがないと。全社員が間違いなくそう思ったことでしょう。そこで、まず山田さんは視察した結果で気が付いたことをいくつか指摘して工場の導線などを改善します。すると、家具は15セット作れるようになります。誰もが10セットしか作れないと思っていたことが、目の前で15セット出来上がるということにまずは驚きながら・・「あれっ?もしかしてもっと作れるようになるのかもしれない」という意識が芽生えます。この意識、つまり冒頭でお話した「きっとまだ改善できるはずだ」という気持ちです。

その後、この工場では社員たちが自発的に改善委員会というものを作り全員で知恵を出し合うようになりました。その時点で山田さんは「もう大丈夫100セットできます」と言われ、実際に1年後ぐらいには100セットできるようになるのです。驚きました・・・自分たちもそんなことできる訳ない、と決めつけている部分があるんじゃないか。常に既存の業務に疑問を持ち、改善できることはないのか取り組む姿勢を大事にしていきます。

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