1/4の奇跡

先日ある本をお借りする機会がありました。あまりの面白さに一瞬で読みきってしまったのですが、その中に遺伝子をテーマにしたお話が書かれていました。

ある時アフリカのある村でマラリアが大発生して村中の人たちが次々と死んで行ってしまいます。しかし、絶滅はしませんでした。不思議に思ったドクターは生き残った村人の血液を検査してみました。すると・・・あることが分かったのです。通常の赤血球はハンバーグのような形をしているのですが、この村には鎌状赤血球という特殊な形の赤血球を持った人がいたのです。そして、この鎌状赤血球を持った人がマラリアにかからないということがわかりました。更に調べるとその特殊な赤血球をもつ人の1/4の人は障碍を持っていることが分かりました。

もしも障碍を持っている人を排除してしまおうという考えがあり、切り捨ててしまったとしたら・・・他の3/4の人も存在しなかったことでしょう。つまり、この村を救ったのはこの1/4の障害を持った人だというのです。私たちがいま元気に明日に向かって歩いていくことが出来るのは、過去に障碍をもっても努力しながら生活を送ってくれた人がいるおかげだと考えることは出来ないでしょうか?もし、その人たちがいなければ私たちはこの場にいないかもしれません。

いま、私たちが生きている社会にも障碍や病気を背負っている人がたくさんいらっしゃいます。その人たちは、未来の私たちの子孫のためにも私たちが支えていかなくてはならない大切な人なのかもしれません。いやきっとそうに違いありません。この作品は1/4の奇跡という映画にもなっています。映画を観た障碍者の方から「自分は生まれて初めて障碍者に生まれたことを誇りに思いました」という言葉を聴いて。胸が熱くなりました。

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