良い時も・・悪い時も・・

エージェントゲートの代表である緑川は非常に義理堅い人間です。受けた恩はなんとしてでも返そうと考えます。

周囲の人に私を紹介する際に彼はよくこのような話をします。エージェントゲートもほんとうにいろいろありました。一番厳しかった時は、自分の最も大事な仲間が離脱してしまい、売り上げが一気に激減したときです。毎月ものすごい勢いでキャッシュが減っていき・・もう銀行から融資を受けなければ社員の給与も今月支払うことができない。当然、楽しく飲み歩いてましたが、ぱったり飲みに行けなくなりました。すると、今まで散々ちやほやしてくれていた周りの人間は蜘蛛の子を散らすようにいなくなり、自分に声をかけてくれる友人はほとんどいなくなりました。でも、そんなときでも声をかけてくれて「どうですか?」「緑川さんならできますよ」「何かできることあったら言ってください」「飯でも行きましょうよ」と連絡し続けてくれたのが私であると。

私はあまり意識していませんでしたが、そのように感じてくれていたのはありがたいことだと思います・・が、正直なところ全く同じ思いを私は常に感じています。私はだいぶ前に非常に調子のよいベンチャーの取締役をしていましたが、ある日突然、「社会によいことをする企業が世の中で一番儲かるべきだ」と、突然新しい会社をつくって社会貢献をすることに没頭しました。周囲の友人には「宗教にはまったのではないか」「おかしくなってしまった」とさんざん言われ。同じように周りから友人がいなくなりました。そんなときにでも私の話を聞いてくれて「ばかだなぁ」「ちゃんと儲かってるのか?」と声をかけ続けてくれたのは緑川でした。

いまは、社会起業家という言葉は当たり前になり、グラミン銀行のムハンマドユヌスなど有名な人、事例が数多く生まれることで私の言うことを「宗教だ」と仰る方はいなくなりました(笑 しかし、その当時向き合って話す勇気はよっぽどだったと思います。そうした先入観を持たず接してくれたことが私にとってどれほどの勇気をいただけたことか。だからこそ、私の方が何としてでも恩返しをしなくてはいけないなと感じるのです。

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