彼を知り己を知れば百戦危うからず

誰もがなんとなく聞いたことがある孫氏の兵法書の一説です。相手の力量をきちんと知り、おのれの力量をきちんと把握すれば100回戦えば100回勝てるという意味です。エージェントゲートでは提案を担当する営業マンは自分のお客さんのことを誰よりも知っていなくてはいけないと常に意識しています。

私は大学卒業後に広告代理店に就職しました。その会社で当時の社長にこの考え方を徹底的に教わりました。具体的には・・・仕事をしていると社長室に呼び出され、今どんなクライアントを担当しているかと質問されます。○○社を担当していますと答えると。「そうか、ならこれからその会社の営業マンになって私に会社案内を30分しなさい」といわれます。まだ新人で自分の会社案内ですらようやくできるようになったばかりに、自分のお客さんのことを30分会社案内するのは非常に難しいことでした。しかし、できるようになるために自分で調べられる情報はネットや四季報で調べ、書かれていない情報はお客さんに質問しているうちに、なんならお客さんよりもお客さんのことを詳しくなってしまいます。

そうなったとき・・お客さんはもう自分以外に仕事を頼めなくなっていることに気が付きます。そこまで私たちの会社のことを知ってもらっている人に任せるのが間違いなく成功するからです。そう、よい提案、よい企画、よいデザインとは?誰も思いつかないアイデアや、見たこともないきれいなクリエイティブではなく相手のことをとことん理解していることが重要なのです。この考え方は前述の社長に教えていただきました。エージェントゲートでは人材の事業も行っています。きっと、その方の転職を支援しようと考えたとき、その人の自己紹介を30分できるようになったとしたら、もうその人は転職したいと考えた際にはエージェントゲート以外に頼みようがないのではないでしょうか?

相手のことを知り、理解することの大切さをエージェントゲートはこれからも意識していきたいと考えています。

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