自発的に学ぶ

エージェントゲートには今年入社の新卒さんが3名存在します。ようやく独り立ちして、ちょっと緊張しながらお客さんと接している姿を見ると、初心を忘れてはいけないという気持ちになりますね。

新卒さんは入社するとまずは研修を受けます。私ももちろん受けました。午後の研修なんて眠くて大変だった記憶があります。こうした研修をはじめとする社員教育はおおよそ「行動主義」という考えをもとに行われています。つまり、学習とは行動を変容するものと定義するということです。行動を変えることこそ「学ぶ」ことだという考えです。

飴と鞭の実験が有名ですね。ある行動が正しければ「報酬」を与え、間違っていれば「罰」を与える。すると、報酬を与えられた行動は強化され、罰を与えられた行動は回避されます。こうした賞罰によって行動を変容させることが「学ばせる」ということです。

行動主義における主導権は教える側にあります。賞罰の条件なども基本的には教える側にあり、学ぶ側はきわめて受動的です。午後の研修が眠くなってしまう原因はここにあるのではないかと言う気がしてなりません。もちろん、子供や新入社員には、こうした教育も必要だと思います。が、基本的には大人の教育はもっと「自分主導型」であるべきではないでしょうか?自分が興味を持ったものに対して、自発的・能動的に学ぶということです。

その場合、教える側は教育者ではなく「学習援助者」になります。あくまでも自発的に学ぶ人をサポートするということです。

社会人になったら強制的に勉強するのはなく、自発的に勉強するようになって欲しいなと思うのです。学ぶ本人が楽しいだけでなく、教えられるのと、自ら学ぶのとどちらが成果が出るか・・・結果を見るまでもないですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事
2019年4月25日

取り組み方

仕事はその取り組み方を見れば、おおよそその後の成長というか伸びしろがわかると言われます。私も絶対ではないですが、やはりそういうところはあるように思います。取り組み方とはごく単純なことで、人として誠実に向き合っているかどうかというところに尽きるのではないでしょうか?つまり、挨拶をするとか時間を守るとかお礼を言うとかそういうことです。 そんな…

続きを読む

2019年4月24日

父に感謝すること

私の父は自分で会社を経営しています。小さなころまではサラリーマンでしたが、その後は独立して、自分の印象としてはほぼ経営者のイメージしかもはやありません。 先日、動画で小学生に対して「働く」という講演をしている講師がこんなことを言っていました。「皆さんコンビニやレストラン、駅などいろんなところで働いている大人の人を見ることってありますね。そ…

続きを読む

2019年4月23日

できると思うのか、できないと思うのか

何か新しい取り組みを始める際に、できると思って取り組むのか、そんなことできる訳ないと思って取り組むのかは結果に大きな違いがあります。 こんなエピソードを聞いたことがあります。その会社は東京都大阪でビジネスをしていてある時一斉に東京都大阪で同じ価格にするという改革を行うことになりました。大阪の責任者は大反対をします。大阪と東京のマーケットの…

続きを読む

2019年4月22日

大事にするから集まる

私の周りにはコレクターと呼ばれる人が多い。私もいろいろなもののコレクターです。水木しげる先生や永井豪先生、藤子不二雄先生のような少し古い漫画も集めていますし、草間彌生さんのグッズ(パーカー、シャツ、キーホルダーに定期入れ)も集めています。くだらないものだと・・お弁当の中の醤油入れや死亡記事なんかも一時期集めていました。 世の中いろいろなも…

続きを読む