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履歴書を『速達』で送るのはNG?郵送サービスの種類や値段などをご紹介します!

履歴書が完成したのも束の間、郵送しようとしたら意外と締切間近…

せっかく完成した履歴書が提出日に間に合わず、選考にすら入れてもらえないなんて最悪の事態は避けたいですよね。そんなとき、履歴書を速達で送っても良いのでしょうか。速達で送った場合、「採用担当者にマイナスな印象を持たれないだろうか?」と不安に感じる人も少なくありません。

そこでこの記事では、履歴書を速達で送っても選考に影響するのかどうかを徹底解説していきたいと思います。また、きちんと届いているか不安な人のために履歴書が確実に届いたかどうか確認できる郵送サービスやその値段、設定する方法などもご紹介していきたいと思いますので、ぜひご覧ください。

そもそも普通郵便は何日程度で配達される?

そもそも普通郵便で出した郵便物はどのくらいで届くのでしょうか。

「速達ではなく普通郵便で提出期限に間に合うのではないか」と速達にするか普通郵便にするか迷う時もあるでしょう。

普通郵便の場合、配達にかかる日数は、届け先の住所や差し出し時間によって異なりますが、ポストに投函した日から2〜3日後には届きます。通常、同一都道府県であれば翌日他都道府県であっても翌日から翌々日には届きます。しかし、日曜日や祝日などは配達が行われないため、届く日も伸びることになるので注意しましょう。

また、郵便局のホームページの「お届け日数を調べる」というページで、差出元の郵便番号とあて先の郵便番号を入力するとお届けにかかる日数を検索することができます。

提出期限に間に合うようであれば普通郵便で送る方がコストもかからないので、良いでしょう。

履歴書を速達で送っても大丈夫?

選考に影響なし!

結論から言いますと、履歴書を速達で送っても選考に影響しません!

履歴書を速達で送ると「熱意が伝わり、選考に有利になる」とか、反対に「仕事に関しても余裕がない人間なのかとマイナスな印象を持たれる」なんて真っ赤な噓です。

そもそも履歴書を速達で送るということ自体は、失礼な行為にあたりません。速達で送ったとしても、普通郵便で送った際と印象はなんら変わらず、選考には何も差し支えないでしょう。また、もし仮に速達で送った場合、封筒に『速達』という赤いハンコが押されるだけで、中身の履歴書には、何も書かれません。採用担当者が選考を行なうのは、封筒ではなく履歴書そのものなので、速達で送られてきたかどうかは関係ないのです。

つまり、提出期限に間に合いさえすれば、「速達で送るかどうか」というより「どのような内容を書いているか」が重要ということです。採用担当者に印象が残るような内容を書いているか、誤字脱字はないかを注意して確認しましょう。

しかし、根本的な話をすると、履歴書を提出する場合は期限直前にならないように、余裕をもって作成することが大切です。締切ギリギリに履歴書を作成すると、焦ってしまい内容をしっかり確認できていなかったり、書類の入れ忘れなどのミスをしてしまいます。

また、直接的に選考に影響はないと言いましたが、締切ギリギリに届いた履歴書を見て、採用担当者は「計画性がない」「余裕がない」と思われてしまう恐れがあります。マイナスな印象はできるだけ避けましょう。

履歴書を速達で送る場合の詳細

いつ届くのか?

速達は午前中の差し出しであれば、基本的に「翌日の午前中」に届くと言われています。

確実に「翌日の午前中」に届くようにするには12時までに郵便局の窓口に直接持ち込みましょう。また、速達は土日・祝日も配達可能です。

しかし、北海道(札幌市)から沖縄県(那覇市)に届ける場合は、午前中に差し出しても翌日の午後に届きます。このことから速達は配送先に距離があっても、午前中の差し出しであれば「翌日中」に届くということです。

詳しいお届け日数を調べる場合は、日本郵便公式サイトで確認してください。

気になるお値段は?

速達料金は2021年10月に改定され、290円から260円になりました。

履歴書は基本的にA4サイズでクリアファイルに入れ、角型2号の封筒に入れますが、重さはほとんど100g以内になので、基本料金は140円です。そこに速達料金の260円が加わり、合計400円で送ることができます。

【基本料金140円+速達料金260円=合計400円】

送る方法:郵便局に持参orポスト投函

速達で送りたい場合は、郵便局に自ら持ち込むか、またはコンビニや街にあるポストに投函するかの2通りがあります。

ポストに投函する場合、午前中の集荷に間に合うように差し出せば、翌日の午前中に届きますが、午前中の集荷に間に合わず集荷が午後になってしまうと、翌日の午後に届くことになってしまいます。最悪の場合、夜遅い時間帯にポスト投函すると、翌日の集荷になってしまい、速達であっても到着が翌々日になってしまう可能性があります。

集荷する時間がある程度決まっているポスト投函は、タイムロスになる可能性や料金不足で返送される恐れがあるので、郵便局に自ら持ち込むことをオススメします。

封筒に印を入れる

速達で送りたい履歴書をポスト投函する場合は、封筒の表面にある郵便番号の上に赤い太線を書きましょう。この線は、速達であることを示すマークですが、さらに赤字で「速達」と記載したり、「速達」の赤字スタンプを押すとより確実になります。

封筒に記載する際は、もし雨に濡れてもにじまないように油性ペンを使いましょう。

また、速達料金を加算した金額分の切手を貼ることも忘れないようにしましょう。

ちなみに郵便局に自ら持ち込む場合は、窓口で速達で送りたい旨を伝えるので赤い太線は必要ありません。

履歴書を郵送する場合、速達だけじゃない⁉さまざまな郵送サービス

書留

書留は、郵便追跡システムがあり、郵便局での引き受けから送付先に配達された日時が記録される郵便サービスのことです。

書留には一般書留、現金書留、簡易書留の3種類があり、もし郵便物が届かなかった場合は一定の範囲内で賠償があります。

簡易書留は基本料金に加えて320円の料金が必要となり、なおかつ郵便物が到着した際は受取人の受領印が必要になりますが、もし「届いていない」となった場合に、記録をさかのぼることができ、「ちゃんと届いたか不安になる」という人は、こちらを利用することをオススメします。

特定記録郵便

特定記録郵便は、郵便物を差し出した記録を残すことができる郵便サービスのことです。郵便追跡サービスがあり、Web上で郵便物の配達状況を確認することができます。また配達完了メールによる通知サービスもあります。

基本料金に加えて160円の特定記録料金が必要となりますが、送付先の郵便受けに届けられるため、受領印はいりません。なので「ちゃんと届いているか不安だけど簡易書留で受領印は手間をかけてしまう」と感じている人にオススメします。

ただし、特定記録郵便はポスト投函不可能で、郵便局の窓口から送ることになります。

レターパック

レターパックとは、A4サイズの特定封筒で重さ4kgまで全国一律料金で送れる郵便サービスのことです。郵便追跡システムがあり、Web上で郵便物の配達状況を確認することができます。専用の封筒が必要で、郵便局やコンビニなどで売っています。またレターパックには『レターパックライト』と 『レターパックプラス』の2種類があります。

『レターパックライト』は厚さ3㎝以内で全国どこでも一律370円で送ることができます。

また、レターパックライトは宛先の郵便受けに届けられるため、受領印はいりません

一方で『レターパックプラス』は一律520円で全国どこでも送ることができ、郵便物が到着した際は対面で受け渡し、受取人の受領印が必要になります。

どちらにせよ、厚紙でできたA4サイズの専用封筒を使うので、配達の過程で折り曲がるのを防ぐことができ、心配いりません。

配達指定

配達日を指定する郵便サービスもあります。

基本料金に加えて平日配達指定する場合は+31円、本来配達日ではない日曜や休日に配達指定する場合は+210円の追加料金が必要となりますが、確実に届けたい日に届けることができます。

【履歴書は速達OK】簡易書留はNG!

先ほど簡易書留は郵便追跡システムがあり、郵便局での引き受けから送付先に配達された日時が記録される点が利点と説明しましたが、履歴書を簡易書留で送ることはマナー違反です。なぜかと言うと、確実に配達したという配達記録を残すため、郵便物が到着した際は対面で受け渡し、受取人の受領印を押してもらう必要があるからです。企業は他の業務で忙しいのに、履歴書を受け取るために仕事の手を止めて対応しなければなりません。普通郵便であれば本来必要のない「受領印を押す」という手間をかけさせてしまうのです。企業にマイナスな印象を与えてしまう可能性があるので、簡易書留はやめましょう。

また、もし土日祝休みの企業や営業時間外に到着して受け取る人がいない場合は、再配達扱いになってしまいます。最悪の場合、普通郵便で送るよりも時間がかかってしまう恐れがあるので注意しましょう。

受領印の有無で言うと、『レターパックプラス』も到着時に受領印が必要なので、避けましょう。一方、『特定記録郵便』は簡易書留より安価ですし、受領印は不要なのでオススメです。

履歴書を速達する場合でも間に合わないとき

「速達」で送れば、基本的に翌日中に届くと言いましたが、それでも間に合いそうにない!という時は『新特急郵便』を使ってみてはいかがでしょう。

新特急郵便とは、午前中に差し出すとその日の17時頃までにスピード配達される郵便サービスのことです。基本料金に加えて834円の料金で以下の限られた地域内でご利用可能です。

*札幌市内

*東京23区内

*名古屋市内

*大阪市内

*福岡市内

『新特急郵便』を利用するには、事前にお申し込みが必要で、集配郵便局または郵便局が指定した郵便局の窓口に差出ししなければなりません。なので、まずは近くの郵便局に相談することをオススメします。

【履歴書は速達OK】『必着』と『消印有効』の言葉の意味

ところで、みなさん『必着』や『消印有効』を正しく理解していますか?

履歴書や応募書類を郵送する際の締切りに必ず『必着』と『消印有効』という言葉を目にするでしょう。

『必着』とはその指定した日までに書類が届いていなければいけないということです。その日ピッタリに届くように送るという意味ではありませんので注意しましょう。

一方で『消印有効』とは、その指定した日までに消印が押されていればいいということです。消印は、郵便局が郵便物を受け付けた日に押されますので、消印有効の日に窓口から差し出せば、締切にはギリギリ間に合ったということです。

*3月24日『必着』→3月24日までに届いていなけれないけない

*3月24日『消印有効』→3月24日までに差し出さなければいけない(届く日は関係ない)

まとめ

今回は、履歴書を速達で送っても選考に影響するのかどうかを徹底解説し、その他の郵便サービスやNGな郵送方法などもご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

普通郵便は2〜3日後に届くことや履歴書を送る際に速達を利用しても直接選考に影響がないことがわかりました。また郵便追跡システムを利用し、Web上で郵便物の配達状況を確認することができるいろんな郵便サービスがありますが、『簡易書留』や『レターパックプラス』は郵便物の到着時に受取人の受領印を押してもらう必要があるので避けるべきであることがわかりました。「履歴書が届いたかどうか」不安に感じる人は郵便追跡システムもあり、到着時に受領印が不要な『特定記録郵便』や『レターパックライト』を使用した方がいいこともわかりました。

大前提として、余裕をもって履歴書を郵送することが1番好ましいですが、もしギリギリになってしまった場合はさまざま郵送サービスがあるので、この機会に駆使してせっかく作成した履歴書を無駄にしないようにしましょう。