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契約社員と派遣社員の違いとは?メリットとデメリット

契約社員と派遣社員という働き方があることは知っていても、どのような立場の違いがあるのか、はっきり分からない人が多いのではないでしょうか。

今回は、契約社員と派遣社員の違いや、それぞれのメリットデメリットをわかりやすく紹介します。両者の違いを知った上で、あなたに合った働き方を選んでくださいね。

契約社員と派遣社員の違いとは

契約社員と派遣社員には、雇用主や年収の違いなど、さまざまな違いがあります。一つ一つ確認していきましょう。

雇用主

契約社員の場合

契約社員の場合は、雇用契約を結ぶ相手は就業先となるので、雇用主と「直接雇用」という就業態勢になります。

派遣社員の場合

派遣社員の場合は、派遣元会社と雇用契約を結ぶので、実際に働いている派遣先(雇用主)とは雇用関係になく、雇用主と就業先企業が違う「間接雇用」という就業態勢になります。

年収

契約社員の場合

正社員と比較すると給料は低めです。しかし、契約社員は直接雇用のため、スキルや業務内容、実績によって昇給する場合もあります。

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契約社員と正社員のボーナスの差やボーナスをアップさせる方法

派遣社員の場合

派遣社員は時給制を採用しているので、正社員や契約社員よりも給料は低めとなります。

また、派遣社員にはボーナスの支給がありません。いくら仕事を頑張っても、給料は時給のみという辛いところがあります。

ただし、勤務時間が他の雇用形態に比べ短い傾向にあります。そのため、正社員と同じように残業をすれば、意外と給料が高くなることがあります。

契約期間

契約社員の場合

契約期間は企業によって違い、企業の決めた契約年数ごとに契約更新があります。契約期間が5年を超える場合は、無期雇用への切り替えをすることもできます。また、契約期間内の解雇や退職は禁止されています。

派遣社員の場合

派遣社員の契約の多くが3ヶ月や半年などの短いスパンでの契約となります。3ヶ月毎に更新の話をし、両者共に継続の意向があれば継続となります。

しかし、同じ派遣先企業での勤務は、原則として最大3年までとなります。3年の契約期間が終われば、再び同じ就業先で働くことはできず、直接こようとして雇ってもらえるか、別の派遣先で仕事をするかの2択となります。

仕事内容

契約社員の場合

直接雇用である契約社員は、契約を交わした業務内容以外にも頼まれることがあり、正社員と同じような業務を任されることも多くあります。

派遣社員の場合

派遣社員は契約の際に取り決めた業務のみを担当します。そのため、正社員や契約社員とは異なり、一定の業務しか担当しません。しかし、派遣期間中に業務の範囲が変わる場合には、契約を取り直すケースもあります。

契約社員の場合

直接雇用なので、就業先である企業の社会保険や福利厚生が正社員と同じように適用されることが多く、派遣社員より充実している傾向があります。

派遣社員の場合

派遣社員の場合は、派遣元である派遣会社によって、福利厚生面に差があります。一定の条件を満たせば社会保険には入ることができますが、福利厚生の内容は、派遣会社によって違うので、派遣元の福利厚生をしっかり確認しておく必要があります。

POINT

契約社員と派遣社員は、雇用主が異なる点が大きな違いとしてあります。そのため、「給料面」「契約期間」「仕事内容」「社会保険・福利厚生」の面で大きな違いが出てきます。

契約社員と派遣社員のそれぞれのメリット

契約社員と派遣社員どちらが良いのだろうと、迷う方も多いのではないでしょうか。ここでは、契約社員と派遣社員の、それぞれのメリットを紹介します。

契約社員のメリット

正社員登用の可能性が高い

契約内容にもよりますが、契約社員は会社と直接雇用の関係にあるので、働きぶりによっては正社員登用の可能性が高くなります。企業側も、一から育てなければならない新入社員を雇用するより、実力や人柄がわかっている契約社員の方がリスクが少なくて済むというメリットがあります。

正社員を目指したい場合は、過去の登用実績や、登用されるための条件があるかなどを、契約時に確認しておきましょう。

派遣よりキャリアアップにつながる可能性が高い

契約社員は正社員と同じような仕事を行うことが多いです。契約した業務以外を頼まれることもあり、派遣社員よりもさまざまな業務内容を担当することができます。

そのため、さまざまな経験を積んだりスキルアップしたりすることができ、キャリアアップにつながる可能性が高くなります。スキルを身につけたい、次のキャリアに活かしたいなどの目標を持っている人にとっては、派遣社員より契約社員はメリットのある働き方だと言えるでしょう。

派遣社員のメリット

派遣会社がサポートしてくれる

派遣社員は、派遣会社がサポートしてくれるメリットがあります。契約期間が終わり更新をしなかった場合は、次の職場を探す必要があります。

その際、契約社員の場合は、自分で一から探さなければなりませんが、派遣社員の場合は派遣会社が仕事を紹介してくれるのです。

希望条件や経験、スキルなどをもとに、その人に合った仕事を紹介してくれるだけではなく、今後のキャリアについて相談することもできるなど、サポート体制が充実しています。

交渉を自分でしなくて済む

契約社員は会社と雇用契約を結んでいるので、何かあった場合は自分で会社に交渉や相談をしなければなりません。しかし、派遣社員は派遣会社と雇用契約を結んでいるので、交渉や相談を派遣会社が行ってくれるのです。

給料や待遇面など、自分で交渉しにくいことを派遣会社が行ってくれるため、自分で伝えなくて良いというメリットがあります。

POINT

契約社員には、「正社員登用の可能性が高い」「キャリアアップにつながる可能性が高い」というメリットがあり、派遣社員には「契約満了後の職探しをサポートしてくれる」「交渉を自分でしなく済む」というメリットがあります。

契約社員と派遣社員のそれぞれのデメリット

次に、契約社員と派遣社員、それぞれのデメリットについても見ていきましょう。

契約社員のデメリット

・契約満了後は自分で仕事を探す必要がある

契約社員の場合、契約満了後は自分で仕事を探さなければなりません。最低でも30日前には契約満了を通知されますが、求人や企業情報の収集、応募書類の作成、面接…と労力がかかります。30日間で慌てて職を探さなければならないということを理解しておきましょう。

・更新されないと突然無職になる

更新されない場合、突然無職になってしまうのは契約社員も派遣社員も同じです。しかし、契約社員には次の仕事を探すサポート体制がなく、一から自分で見つけなければならないのでさらに大変です。

すぐに次の仕事が決まれば良いのですが、なかなか採用されない場合は無職の状態が続いてしまうので、生活に支障が出てしまう可能性があります。

・条件交渉を自分で行わなければならない

契約社員は直接雇用のため、条件交渉などは自分で行う必要があります。職場の雰囲気や人間関係によってはなかなか言いにくいこともあり、条件交渉がしづらくなってしまう可能性があるのです。

それでも交渉したい場合には、職場への貢献度や仕事の実績、身につけたスキルなどを具体的に提示する必要があるでしょう。

派遣社員のデメリット

・雇用の不安定さ

派遣社員は、企業の経営状態やプロジェクトの変更などにより、真っ先に人員整理などに見舞われることもあり雇用が不安定です。しかし、派遣社員も契約社員も雇用形態が違うだけで更新されなければ無職になるという点は同じなので、雇用の不安定さにはあまり変わりがないとも言えます。

・契約で定められた業務内容に限定される

派遣社員は、契約した時に定められていた業務内容だけを担当するので、他の業務を任されることはありません。これは、時間内のみ言われたことを行い、その後のプライベートを優先したい人とってはメリットになります。

しかし、「自分で考えて仕事をしたい」「仕事をもっと効率化させたい」「プロジェクトを成功させたい」など、裁量権の大きい仕事をしたい人には合わないため、デメリットだと言えるでしょう。

・長期的なキャリアが積みにくい

派遣社員の場合は、原則として同じ派遣先の同じ部署で3年を超えて働くことはできないという「3年ルール」があります。そのため、同じ場所で長期的に経験を積みたい、スキルアップをしたいと考えている人には向いていないと言えるでしょう。長期的なキャリアは積みにくいことを知っておく必要があります

POINT

契約社員には「契約満了後は自分で仕事を探す必要がある」「更新されないと突然無職になる」「条件交渉を自分で行わなければならない」というデメリットがあり、派遣社員には「雇用が不安定」「契約で定められた業務内容に限定される」「長期的なキャリアが積みにくい」というデメリットがあります。

まとめ

契約社員と派遣社員の違いを、雇用や年収、契約期間、仕事内容、社会保険などさまざまな面から比較して紹介すると共に、それぞれの働き方のメリット・デメリットも紹介しました。

契約社員と派遣社員には、どちらも一長一短、良い面もあれば悪い面もあります。直接雇用と派遣元雇用なのかという大きな違いがあるため、正社員登用のされやすさや福利厚生の違いなど、さまざまな差が生まれます。

しかし、正社員になることがゴールでない人にとっては、あまり関係のない話です。「自分は、仕事や人生に何を重視したいのか」と言ったことを自問自答し、自分の描くゴールにあった働き方を選んでくださいね。
その中で、まだゴールが描けていない…という方は、キャリチェンに相談するのも良いでしょう。あなたのキャリアプランを一緒に考えていくお手伝いをいたします。悩んでいても時間は進んでしまう一方です。まずは、気軽に相談してみましょう。