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プロパーとは?プロパー社員と他社員の優遇の違いなど徹底解説!

プロパーという言葉を聞いたことはあるでしょうか?

ビジネスシーンでもよく聞くことがあるプロパーには、プロパー社員・プロパー商品・プロパーカードなどがあります。

ビジネスでも使われる用語なので、社会人として会社に勤務しているのであれば、意味を知っておいたほうがよいと言えるでしょう。

そのためにも、今回はビジネスなどで使われるプロパーについて、詳しく解説していきます。

この記事を読むと、以下のことが分かります。

・プロパーとは

・プロパー社員と他社員の違い

・プロパー社員の特徴

プロパーとは

プロパーという単語の意味は、「固有の・適切な・専門的であること・正確な」などがあります。

そのため、プロパーが使われる場面は1つとは限りません。

社会においてアパレル・金融・ビジネスシーンで意味が異なるので注意しましょう。

例えば、アパレル業界などの小売であれば「適切な・正規な」という意味で使用され、金融では「独自の」という意味で使われることが多いです。

このようにプロパーという単語は多くの意味を持っているため、状況や業界によって使い分ける必要があると言えるでしょう。

プロパーの語源とは

プロパーは、ラテン語である「proprius」が由来となった言葉です。

「proprius」が英単語の「proper」に変化し、それがプロパーというカタカナの言葉で使用されるようになりました。

英単語の「proper」は「適切な」という意味で使われます。

そのため、プロパーの意味である「固有の・適切な・専門的であること・正確な」は全て「適切な」という意味から成り立ったと言えるでしょう。

プロパー用語一覧

先ほどは、プロパーの意味や語源を解説しました。

次に、具体的にプロパーはどのような時に使用されるのか解説します。

プロパーが使用されている主な用語は、以下のとおりです。

・プロパー社員

・プロパー商品

・プロパーカード

・プロパーローン

プロパー社員

ビジネスシーンでもっとも多く使用されている言葉が「プロパー社員」です。

「プロパー社員」とは、主に新卒から働いている社員のことを意味します。そのため、中途採用者と分ける際に「プロパー社員」というくくりで使用されます。

しかし、ビジネスシーンで使用される「プロパー社員」には他の意味もあるので覚えておきましょう。

例えば、契約社員や派遣社員と正社員を区別するために正社員のことを「プロパー社員」と呼んだり、違う会社で雇用契約を結んでいる派遣社員や業務委託と直接雇用契約を結んでいる契約社員や正社員を「プロパー社員」と呼んだりすることがあります。

その他のプロパー用語一覧

プロパーが使用されている用語は「プロパー社員」だけではありません。

ビジネスシーン以外でもプロパーという単語は使われています。

意味の違いを把握しておきましょう。

プロパー商品・プロパー価格

「プロパー商品・プロパー価格」とは、定価で販売されている商品や価格のことを意味します。

したがって、値引きしている商品や値上げしている商品を「プロパー商品・プロパー価格」と呼びませんので注意しましょう。

あくまで定価の価格で販売されている商品なので、ここでのプロパーの意味は「適切な」が正しい意味となります。

「プロパー商品・プロパー価格」はこのような使い方です。

・「プロパー商品がセール商品よりも売れている要因とは?」

・「この商品はプロパーではもう売れないかもしれない」

・「在庫が少ないからプロパー価格として店頭におこう」

また、「プロパー商品」のもう一つの使い方として「正規ルートで仕入れた商品」という意味で使われることもあるので、こちらも覚えておきましょう。

例えば、このような使い方ができます。

・「当店ではプロパー商品のみの取り扱いですので、安心してご利用ください。」

・「プロパー商品だから安心して使えるよね」

このように「プロパー商品」は「定価価格」や「正規で仕入れた商品」としてアパレル業界や小売業で使われることが多いのです。

プロパーカード

「プロパーカード」とは、国際ブランドが直接発行しているクレジットカードのことです。

例えば、アメリカン・エクスプレスやJCBやダイナーズクラブなどがあります。

ここでのプロパーの意味は国際ブランドが自ら発行しているカードなので「本来の・正規の」などが一番当てはまります。

有名なクレジットカード会社のMastercardは、自社で発行しているクレジットカードがないため、プロパーカードと言わないので注意しましょう。

また、クレジットカードには「プロパーカード」以外に「提携カード」というものがあり、国際ブランド以外で発行されているクレジットカードが当てはまります。

例えば、「プロパーカード」は、このように使われます。

・「プロパーカードは信頼と信用がないと発行できないカードだ」

・「プロパーカードは提携カードと違い、ステータス性が高い」

・「プロパーカードにこだわる理由は、取引先に信用してもらいたいからだ」

プロパーローン

プロパーローンとは、金融機関が調達した資金を、金融機関が直接貸し出してくれるローンのことを言います。

そのため、審査の難易度は高く、保険会社を必要としないため金融機関と個人だけで完結するローンです。

ここでのプロパーの使い方は、金融機関のみのローンのため「特有の」「固有の」などが適切な意味と言えるでしょう。

そのため、プロパーローンは保険会社を挟まないので、返済を直接金融機関が取り立てることになります。

プロパー社員を使用した例文

「プロパー社員」を使用した例文を紹介します。

「プロパー社員」はビジネスにおいて頻繁に使われる単語なので、さまざまな例文を参考にして使い方を身に付けましょう。

①プロパー社員と中途社員で区別する場合

「プロパー社員として働ている○○さんは、会社での顔が広く皆から慕われている」

②プロパー社員と契約社員・派遣社員で区別する場合

「契約社員の私と違い○○さんは、プロパー社員だから安定した雇用が守られている。私も早くプロパー社員になって落ち着いた環境で働きたいな」

③プロパー社員と派遣社員・業務委託で区別する場合

「私たちは業務委託だから、細かいことはプロパー社員である○○さんに聞くと良いです」

それぞれの例文が、「プロパー社員」と他社員として区別していますが、区別する対象が異なるので、注意しましょう。

①プロパー社員は、新卒から働いている人のことを意味しています。

②プロパー社員は、正規雇用として働いている人のことを意味しています。

③プロパー社員は、働いている会社で直接雇用で働いている人のことを意味します。

②では契約社員は「プロパー社員」として呼ばないですが、③では契約社員でも「プロパー社員」として扱われます。

そのため、話の流れで「プロパー社員」がどのような意味で使用されているのか判断しましょう。

プロパー社員と他社員の違いとは

プロパー社員として他社員との違いについて解説します。

プロパー社員として呼ばれる側は若干待遇されている傾向があるため、給料や待遇に違いがあることが多いです。

プロパー社員と非正規社員の違い

非正規社員とは、派遣社員・契約社員・アルバイトなどの雇用期間が定められている社員のことを言います。

そのため、この場合のプロパー社員とは正社員全般を意味します。正社員全般なので、新卒として働いている社員以外の中途採用で入社した社員も含まれています。

この場合のプロパー社員と非正規社員の違いは、給料や福利厚生などの待遇面です。

例えば、プロパー社員にはボーナスが支給されるが、それ以外の非正規社員にはボーナスが支給されないといったケースがあるでしょう。

プロパー社員と中途社員の違い

プロパー社員と中途社員の違いは、社内での顔が広かったり会社に詳しかったりすることが挙げられます。

この場合のプロパー社員は、新卒として会社に入社した社員のことを意味するので、長く勤めている人が多くいるからです。

また、会社によっては在籍年数に応じて基本給の金額が変わったり、退職金の金額が変動するので、不平等がないように支給される金額の計算方法がプロパー社員と中途社員で違う場合もあります。

プロパー社員の特徴

プロパー社員の特徴について紹介します。

こちらで紹介するプロパー社員は、一番よく使われている「新卒で入社した社員」のことを意味します。

プロパー社員として働いている人は、中途で入社した社員と違って共通する特徴を持っていることが多いです。

プロパー社員にありがちな特徴は、以下のとおりです。

・変化を嫌う傾向がある

・中途入社を見下すことがある

・社内ルールを厳守する

・他社員と比べると給料が高い傾向がある

・社内での顔が広い

・自分の会社を誇りにもてる

・プロパー同士のグループがある

・昇格や昇進しやすい

・役職者から好かれやすい傾向がある

変化を嫌う傾向がある

プロパー社員は会社の変化を嫌う傾向があります。

なぜなら、新卒として入社してからほとんど変わらない環境で仕事をしているので、今の環境に慣れているからです。

そのため、プロパー社員は環境の変化に慣れていなく、変化することを嫌う傾向にあります。

中途入社を見下すことがある

プロパー社員の中には、中途社員を見下す人もいます。

なぜなら、中途社員のことを自分の会社の人間と認めていないからです。

中途社員として入社した人が新しいことを導入しようとしても、よそ者という扱いをされてしまい中々受け入れてくれないこともあります。

社内ルールを厳守する

プロパー社員は社内で決められているルールは厳守します。

なぜなら、社会で学んだルールが自社の社内ルールのみだからです。そのため、よくも悪くもルールを必ず厳守する人が多い傾向にあります。

例えば、他の企業で成功例が上がった方法を取り入れる際に、自社のルールでNGだった場合には拒んでしまう可能性も高いでしょう。

他の会社に勤めた経験がないため、広い視野で物事を見ることが苦手な人もいるということです。

他社員と比べると給料が高い傾向がある

プロパー社員は新卒から働いているため、中途社員で入社してくる社員よりも給料などの待遇面が良い傾向にあります。

年功序列で給料の金額が決まっている会社であれば、同じ年代でもプロパー社員として働いている人のほうが給料が高いといえるでしょう。

社内での顔が広い

プロパー社員は社内での顔が広い傾向があります。

なぜなら、新卒で一緒に入社した社員が色んな部署に散らばっているからです。

中途社員として入社した場合は、同じ部署内の人間以外にかかわりを持つことが難しい場合があります。

しかし、プロパー社員は入社した当初からの知り合いがさまざまな部署にいるので顔が広くなる傾向があります。

自分の会社を誇りにもてる

プロパー社員として働き続けている人は、自分の会社に誇りを持っている人が多いです。

新卒からビジネスマナーを学んで育ってきた場所なので、自然と会社が好きになり誇りを持つようになります。

プロパー同士のグループがある

プロパー社員は会社に長くいることから、プロパー社員同士のグループができていることがほとんどです。

そのため、中途で入社した社員はグループに入ることができず、孤立してしまう可能性もあるでしょう。

役職者から好かれやすい傾向がある

プロパー社員は役職者から好かれやすい傾向にあります。

それは、役職者もプロパー社員である可能性が高いからです。

他の会社を経験せずに役職者になると、自分と同じ環境で育った人には愛着が湧いてくることでしょう。

そのため、意識していなくても自然とプロパー社員をひいきしてしまう傾向があるのです。

プロパーについてのまとめ

今回は、プロパーについてまとめました。

プロパーとは、「固有の・適切な・専門的であること・正確な」という意味があります。

また、よく使用されるプロパー用語としては、以下の言葉があります。

・プロパー社員

・プロパー商品

・プロパーカード

・プロパーローン

プロパーはそれぞれのシーンにおいて違う意味で使用されることが多いため、その場の状況に合わせて使用することが大切です。

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