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自分の意見が言えない状態とは?理由と対処法をご紹介

ビジネスでもプライベートでも、自分の意見が言えないとどうしてもストレスを抱えやすいです。

イヤなことをイヤと言えなかったり、やりたいことをやりたいと言ったりできないので、周囲に合わせる傾向がどうしても強くなります。

自分の意見を言えない方には、意見があるけど言えない、そもそも意見がない、など人によって状態はさまざま。

今回の記事では、自分の意見が言えない理由と対処法、自分の意見を言うのが苦手な人との付き合い方をお伝えしていきます。

自分の意見を言えない理由

意見や思っていることはあるのに「どう伝えればいいかわらない…」「口にするのが怖い」と感じている方には、どのような理由があるのでしょうか。

まずは自分の意見が言えない理由をみていきます。

自分にあてはまるものがあるか、チェックしながら読み進めてみてください。

親の教育が厳しかった

子供を育てるのは親の役目ですが、子供がはしゃいだり泣いたりした時に厳しく叱ってばかりだと

「黙っていればいいんだ」

と子供は無意識に感じ取ってしまう傾向にあります。そのため、自分の意見を言わないどころか、泣いたり笑ったりなどの基本的な感情を抑圧してしまうのです。

結果、無表情で何を考えているのかわからない、感受性に乏しい子供になりやすいです。

常に親から言い返されていた

幼少期に親が子供の言葉に耳を貸さず、何を言っても言い返されていたなら、自然と子供は自分の意見を言えなくなります。

親にNOと言わなければ愛してもらえる、と無意識のうちに努力するため、もっといい子でいなければならないという価値観が生まれることもあります。

幼い頃に言いたいことを我慢する癖がついてしまうと、やめてほしい事やして欲しい事、自分のマイナスの感情等を言いにくくなる傾向が強いです。

感情を抑えてばかりだった

たとえば、両親が喧嘩ばかりしていた、父親か母親にDVを受けていた、という環境で育った子供も感情を抑え、意見が言えないことが多いです。

親に怒りや憎しみ、悲しさを感じていても、それを表に出すと自分が被害を受けると考え、まともに生活を送れていなかったケースがあてはまります。

子供は無力なので、我慢して抑圧された環境で生活せざるを得ません。

その結果、生き抜く術として怒りや苦しさを抑え込む方法を身に付けます。

怒りや苦しさは抑え込めば無くなるものではありません。長い期間蓄積され、大人になってから心と身体に弊害を及ぼすこともあるのです。

それが自分の意見が言えない原因になっていることもあります。

人に合わせる性格

自分の意見が言えない方は、周囲からどう思われているか、嫌われていないかが気になって、周囲に合わせることが多いです。

自分よりも他人を優先し、自分の意見にふたをしてしまうのです。

このタイプの方は、幼い頃から親の顔色を伺っていた方に多くみられます。

空気を読んだり周囲に合わせられるのは長所にもなりますが、やりすぎは本人の大きなストレスになってしまいます。

責任を回避したい性格

自分で責任を取りたくないので、自分の意見を言わずに他人の判断に委ねる方もいます。

他人に決めてもらえば、失敗してもその人の責任にできますが、自分で決めたら自分の責任を取らなければなりません。

そのため、責任やリスクを回避したい気持ちから、自分の意見を言えないというタイプもいます。

自分の意見が言えない場合の対処法

ここからは、発言したい気持ちはあるのに黙ってしまう、自分の意見を押し殺してしまう、そんなときの対処法を紹介していきます。

1回で伝わるとは思わないこと

「1回で伝わらなくて当たり前」と思っておくことは、心が楽になるおすすめの方法です。

他人同士なので、何度も意見をすり合わせていくことを前提にしておきましょう。

「1回でちゃんと言いたいことを伝えなくては…」とプレッシャーに感じることが少なくなると、結果的に肩の力が抜けて自分の意見が言いやすくなります。

同時に、今までよりも打合せの機会を増やすなどして、コミュニケーションの質よりも回数を増やすことを意識するのもポイント。

コミュニケーションの機会が増えると、相手とのすり合わせにも慣れてきて、自分から発言できるようになりますよ。

違う意見があって当たり前と思う

自分の意見を否定されたり、反対意見をぶつけられたりするのが怖くて自分の意見が言えない方は、反対意見についての考えを変えましょう。

反対意見は価値観や考え方の違いから生まれるもので、相手を否定するものではありません。

あなたのことが嫌いで言っているわけでもないので、怖がる必要はないのです。

自分の発言に対して異なる意を唱えられても、それは自分の価値観を広げる材料になると解釈すればなおよしです。

小さな成功体験を積む

思うように自分の意見を発言できないということは、他人から注目されることを苦手意識があるケースも。

そこで大切なのは、「次こそは発言する!」と意気込むことではなく、小さな成功体験を積み重ねることです。

たとえば、職場でまずは2、3人程度の少人数の会議を設けて「自分が発言すること」や「自分の話を聞いてもらうこと」の訓練をしていきましょう。

  • 少人数の場で何でもいいから発言する
  • 資料を使っての説明をしてみる
  • 意見交換をしてみる

のように、少しずつ成功体験を積むことで、自分の意見に自信がついてきます。

笑顔でゆっくり話すことを意識する

自分の意見が言えないと悩む方は、緊張するあまり早口になったり表情が強ばったりしやすい傾向にあります。

コミュニケーションを取るときの表情や口調は、自分の緊張状態が相手に伝わってしまうもの。

そのため、自分の意見が言えないことで緊張し続けていると、相手にもその緊張が伝わってしまいます。

さらに、早口や口調が強いと、相手にネガティブな印象を与えてしまう可能性もあります。

そこで、まずは口角をあげることを意識してみてください。そして、ゆっくりとした口調で思ったことを伝えてみましょう。

自分の意見を一方的にぶつけるのではなく、相手に優しく手渡しするイメージで伝えると、徐々にリラックスしてきますよ。

正しさではなく伝えることを意識する

正しい意見を言わなければならないと追い詰められてしまい、自分の意見が言えない方もいます。

間違ってるかもしれないから言っても仕方がない、とネガティブ思考に陥りやすいのです。

そのため、間違ってしてもいいので自分の思いや考えを相手に伝えることを大切にしてみてください。

頭に「間違ってるかもしれませんが…」と保険をかけてもよいです。

何を考えているかを周りに知ってもらうと、周囲の抱くあなたの印象も変わります。

まずは正しさよりも自分の思いを言葉にして、自分を知ってもらうことを意識しましょう。

自分の意見が思いつかない場合の対処法

自分の意見があるけど言えないのと、自分の意見が思いつかないのは違いますよね。

後者のタイプは、職場での雑談でさえストレスになることも多く、場に馴染むのが難しいです。

ここからは、自分の意見が思いつかない場合の対処法を解説していきます。

思いつかないと伝えるのも一つの手

素直に「わからない」「今は意見が思いつかない」と伝えるのも対処法としては有効です。

職場の会議などで意見を求められると周囲からの目が気になり、自分をよく見せたい思いが強くなることもあるでしょう。

その結果、緊張感が強くなり、頭が真っ白になってしまうこともあります。

ですから、ありのままの自分を見せられるようになると、気持ちも楽になりますよ。

今日あったことややったことを話す

無理にいいことを言おうとはせずに、実際にあったことやあなたがやったことを話すだけでもOKです。

相手が興味を示して「へ~、それでどうしたの?」といったような質問を受けてるうちに会話が成り立つこともよくあります。

また、話している間に自分の考えが浮いてくることもあるため、話しにくいことを無理に話そうとするのではなく、簡単に話せる内容を口にしてみましょう。

日記をつけてみる

日記のように、自分の考えや気持ちを書き出すのも効果的な方法です。

その日にあった出来事で自分がどう思ったのか、どう感じたのかを振り返ることで、自然と考えが整理されてきます。

嫌なことがあって悲しかった、仕事で腹が立ったなどのマイナス感情もあなたの意見です。

日記をつけると普段の生活の中で、自分の気持ちを客観視できるようになるのでおすすめですよ。

YESかNOだけでもハッキリさせる

自分の意見が思いつかない方は、まずは意思を持つことからはじめましょう。

最初の一歩は「YES」「NO」だけでもはっきりさせること。

わからない時は「わからない」、思いつかない時は「思いつかない」と相手に伝えること。

このように何も言わない、という習慣からまず脱却し、自分はYESなのかNOなのか、を考える癖をつけてみてください。

具体的な意見ではなくても

「自分はどうしてYESなのかな?」

「NOと思うのはなぜ?」

など、自問自答することで考えや意見を持てるようになります。

専門家のカウンセリングを受ける

自分の思いや気持ちを言葉では表現できない、しにくい方は一人で悩まずにカウンセリングを使うのも1つの方法です。

芸術療法と呼ばれる音楽療法や絵画療法など、さまざまなカウンセリング療法が確立されています。

たとえば、モノや絵を通して自分の内面を見つめる絵画療法は、心の深い部分を見つめるのに役立ちます。

普段あまり意識していなかった自分自身の内面が見えてきて、本音ではどう思っているのか、どう感じているのかが見えてくると、自分の意見を言えることにもつながってくるでしょう。

(参考:芸術療法(絵画・音楽など)

自分の意見を言えない方との付き合い方

自分の意見を言えない方の原因はわかったけれど、「うまく発言を引き出すにはどうしたらいいの?」と気になりますよね。

実際、会議の場などで全員の意見を引き出したいと思っても、意見が言えない方がいると対応に困ることも。

とはいえ無理に発言を促して、パワハラになってしまうのは避けたいところ。

ここからは、どうしたら上手に意見を引き出してあげられるのか、自分の意見を言えない方との付き合い方や対処法を紹介していきます。

自分の意見を言って欲しいと伝える

意見が無い人に困ったりイライラしたりしても、どうしようもありません。

ストレートに自分の意見を欲しいことを相手に伝えましょう。

「なんでもいいです」とか、「特にないです」という返事が来た場合は、次の項目を実践してみてください。

相手が答えやすい質問をする

「~についてどう思う?」「あなたは〇〇をどうしたい?」という質問は少し答えにくい側面があります。

意見が言えない、思いつかないという方は、特に反応に困ってしまうことも。

そのため意見を言うのが苦手な方には、「~は好き?嫌い?」のようにYESかNOで答えられたり、答えが限定されている選択式の質問だと答えやすいです。

ぜひ試してみてください。

相手が話してくれたことは何でも最後まで聞く

自分の意見が評価されなかったり、怒られたりすると、萎縮してしまい次から思ったことを話せなくなります。

自分の意見の言えない方の多くが

怒られるのではないか?

否定されるのではないか?

と感じているので、とにかく最後まで相手の話を傾聴してください。

途中で何かアドバイスしたい気持ちになっても、その人がアドバイスを求めていない限り、逆に今の自分を否定された気持ちになるため、ぐっとこらえて。

指摘やアドバイスよりも、相手に共感して話を聞いてあげることが最優先です。

そのためにも、まずは相手が話す内容を全部受け止め、共感しながら話を聞くことで、意見を言いやすい関係を作りましょう。

その結果、この人になら話しやすい、意見が言いやすい、と相手の心理も変化が期待できます。

まとめ

今回の記事では、自分の意見が言えない方の原因や克服方法、付き合い方をお伝えしてきました。

自分の意見が言えない理由は、伝え方がわからない、否定されるのが怖い、など人によってさまざまです。

けれども、客観的に自分の気持ちと向き合い、雑談や飲み会などの場数を踏めば、必ず自分の意見を伝えられるようになります。

今回ご紹介した対処法を参考に、少しずつ自分の意見を言えるように努めてみてくださいね。

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