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45歳の転職が厳しいとされる実情と対策方法

45歳を過ぎた転職活動。「45歳以上」だからこその即戦力につながるポテンシャル、マネジメント力の3つが採用のトリガーであることがわかっていなければ、転職活動そのものが難しくなり、採用は遠い道となってしまいます。本記事では、45歳以上の転職がなぜ厳しいと言われるのかその理由に合わせて、採用のポイントについて解説します。これまでの転職活動が失敗の連続だった方、これから転職活動を進めようと考えている方は、参考資料のひとつとしてお役立てください。

45歳以降の転職成功率

45歳以上の転職が厳しいと言われるなかで、さらに大きな弊害となった新型コロナウイルス感染症の蔓延。これまでの働き方から在宅ワークの導入へと変化するなかで、直近の転職率にはどのような変化が見られたのでしょうか。転職情報サイトdodaによると2021年に転職活動を行い、無事採用へとつながった人の平均年齢は31.7歳。そのなかでも男性がやや高い傾向にあることが分かっています。

引用:転職情報サイトdoda/転職成功者の平均年齢

新型コロナウイルスが日本ではじめて発見された2020年と比べると、男性・女性の平均年齢が2021年では31.7歳であることがわかりました。女性の場合は2016年頃からほぼ変わらず、30歳までが転職に有利であることがデータからも見て取れます。続いてコロナ禍2年目の2020年、転職年齢の変化についてみていきましょう。

引用:転職情報サイトdoda/転職成功者の年代別割合

転職情報サイトdodaが転職成功者の年齢割合を2020年と2021年で比較した調査によると、25歳〜29歳の転職率以外はすべて減少していることが分かります。つまり、転職平均年齢数の減少に伴い、40歳以上の転職成功者も下降傾向にあるのです。では、下降傾向にある40歳以上の転職活動ですが、どのような職種に転職しているのでしょうか。

引用:転職情報サイトdoda/40歳以上の転職

転職情報サイトdodaの調査結果に基づき状況を把握していきましょう。左が2020年、右が2021年のデータになります。2020年に比べて、

  • 企画・管理系
  • 専門職系
  • 事務・アシスタント系
  • 技術系(医療/化学)
  • 技術系(電気/機械)
  • クリエイティブ系
  • 販売・サービス系
  • 営業系

が全体的にアップしていることがわかります。一方、唯一減少傾向にあったのが「技術系(IT・通信)」という結果であることから、IT・通信系の職種への転職率は低いものの、ほか8種の職種への転職は、まだまだ希望があると言うことが分かります。

書類選考すら通過しない4つの原因

先述したデータをもとに転職活動を進めても、失敗の連続に終わる原因があります。書類選考すら通過しない、その原因は大きくわけて4つあることが分かっています。

年齢の壁がある

希望の企業が見つかっても、「応募資格:35歳」と記載されていることが多く、年齢が弊害になる可能性が高いのが45歳以上の転職事情。応募資格項目に年齢制限がなく応募をしても、たまたま公開していなかっただけで、実は「30歳まで」と制限する企業なども少なくありません。このように、年齢がそもそもの壁になってしまうケースは少なくありません。

自己分析ができておらず、企業とのミスマッチが原因

理想的な企業を見つけても、企業の求める人材であるかどうかを自己分析できていない可能性も考えられます。企業だけのメリットだけを見て応募していることはありませんか?ここでひとつお話ししたいのは、働きたい企業に対して理想が高くなるほど、求められる人材の理想も比例して高くなることを覚えておきましょう。高給をもらえるだけの人材であるか、安定した福利厚生を得られる条件が自分に備わっているかをあらかじめ自分で振り返る必要があるのです。なぜなら、その視点こそが採用担当者の視点だからです。自分の理想的な企業を見つけたら、まず自分が企業の人材とマッチしているか、この点について深く考える時間を設けてみましょう。

働きたいという意欲が伝わりにくい

転職回数が多い人ほど、また、転職しても短期間で退職している人も採用の壁が高くなる傾向にあります。その理由は、「働く意欲」が伝わらないからです。何度も転職を繰り返したり、すぐに辞めたりする人のなかには、なんらかの理由があるかもしれませんが、職務経歴書だけを見ても原因や理由は不明確です。逆に、数多く記載された「入社」「退社」の文字に、不安を抱く可能性が高いでしょう。このように、何度も転職した場合も、採用が厳しくなります。

履歴書・職務経歴書の書き方に問題がある

書類選考が通過しない理由には、そもそもの書き方に問題がある可能性も考えられます。誤字脱字があったり、これまでの経歴を誇示した志望動機欄だったりなど、書類からあなたの性格の内側が感じ取れてしまうのかもしれません。45歳以上の転職では、誤字脱字はもちろん、企業にとって即戦力となり得るかがトリガーとなります。そのため、これまでの経歴を誇示するかのような志望動機の書き方や、自分のアピールだけを最大限に取り入れた書類では、企業にとってメリットのある人材かが汲み取りにくくなります。退職した理由と転職する目的に一貫性を保ち、そのうえで企業の魅力や自分ができることを書くことが望ましいでしょう。万が一これまでの書類に違和感がない場合は、転職エージェントを利用して、キャリアアドバイザーに書類の添削を頼んでみましょう。企業と応募者をつなぐキャリアアドバイザーが専門的な知識を持って添削します。これまで書類選考が失敗続きだった方は、この機会に転職エージェントの導入を検討してみましょう。

45歳以上の転職を成功に導く3つのポイント

45歳以上の転職では、年齢や書類の書き方、自己分析の不足などが原因であることがわかっています。では、45歳以上の転職を成功に導くポイントなどはあるのでしょうか。ここでは3つのポイントをご紹介します。

需要のある企業をリサーチ

冒頭、転職情報サイトdodaのデータでも紹介したように、45歳以上の転職は職業を選ばなければ転職できる可能性があることを表しています。保有するスキルを持つ人材を求める職種や企業をリサーチすることで、より採用率の高い企業を見つけ出すことも可能です。まずはご自身のこれまでの経歴やスキルを細かく洗い出し、45歳以上であってもどういった職種が求められているのかを調査してみましょう。

役職などを全面にアピールする

これまでの経歴のなかで役職に就いたことなどがある場合は、職務経歴書などに全面的に書くことが大切です。しかし、自慢になるようなアピール方法ではなく、どういった実績を上げたことで役職へと結びつけたのか、役職に至るまでの取り組み、工夫、行動などといったプロセスについて書くことが大切です。なぜなら、日本には年功序列制度があることから、勤続年数によって役職に就ける企業も少なくないからです。役職やポジションに就いた実績がある場合は、それまでのプロセスについて簡潔且つ具体的にまとめた書類作成が大切です。

転職エージェントによるアドバイスを受ける

書類選考についてご紹介した部分でもお話ししたように、転職について悩みや不安がつきまとい、上手に行動できていないのでは、と感じる場合は、転職エージェントの導入を検討してみましょう。転職エージェントには転職の知識に長けたキャリアアドバイザーが複数名在籍し、応募者それぞれに1人~数人担当します。そのため、転職についてのアドバイスが受けられるだけでなく、書類の添削や企業と応募者間の連絡を取り持つなどのサポートも受けられます。ほかにも、非公開求人に応募できるといったメリットや、別部署で応募しているものの、優秀な人材がいれば紹介して欲しい企業のために、応募者のスキルなどを総合して応募者を企業に紹介するなどのメリットもあります。転職エージェントの利用はメリットが豊富に得られるだけでなく、忙しい転職活動そのものをキャリアアドバイザーと二人三脚で進められるため、効率よく成功に導くことが可能です。

45歳以上の転職における4つの注意点

45歳以上の転職に際し、いくつかの注意点も考慮しなければなりません。ここでは本記事のまとめとして、45歳以上が転職する場合の注意点についてご紹介します。

若年層・40歳前半に比べ求人は限られる

転職情報サイトdodaのデータによれば、年々転職平均年齢は31.7歳であることが分かっています。このことからもわかるように、まだまだ45歳以上の転職は厳しいことが理解できることと思います。つまり、45歳以上の転職は若年層から40歳前半に比べて求人数が少ない傾向にあることを理解しましょう。転職をしようと考えていても、その道はスタートラインからいばらの道であること、長期化する恐れを事前に理解することが重要です。

未経験職種でのリスタートは困難を極める

これまでの経験を活かしたうえで、新しい職種にチャレンジしたいと考える方も少なくないでしょう。また、新しい職種にチャレンジし、ライフスタイルそのものを変えていきたいと考える方も多いかもしれません。しかし、45歳以上の転職活動において、未経験職種の採用率は非常に少ないのが現状です。その理由は、即戦力につながりにくいと判断されてしまうからです。経験や能力が高く、未経験職種でも対応可能なスキルがある場合は、採用も夢ではないでしょう。しかし、スキルが少ない場合や転職回数が多い場合は、未経験職種採用の可能性は非常に少ないことを理解しましょう。

今よりも年収が減少する可能性もある

45歳以上の転職では、今よりも年収が下がってしまう可能性がある点についても理解しておく必要があります。なぜなら、正社員として採用されるケースよりも、非正規雇用として採用されることが多いからです。これまで培ってきた経験や能力が、必ずしもプラスに働くとは限らないことを理解しましょう。

資格やスキルではなく、年齢ならではのポテンシャルを重視

「転職に有利なスキル、資格を保有していなければ転職はできないのか……」と悲観する必要はありません。45歳以上の転職で重視されるポイントには、

  • 即戦力となり得る経験や知識・工夫
  • その人なりのポテンシャル
  • マネジメント力

の3つあります。何か特別な資格を保有していなくても、入社した時点で若手を育てられるマネジメント力、そして企業にとって即戦力となり得る知識や能力、その人がもともと持つポテンシャルがあれば採用のチャンスは大いにあります。たとえば、あなたが企業の採用担当者だった場合、同じように45歳以上の応募者に何を求めるかを考えてみましょう。きっと、必要以上に教えなくても自分自身の工夫次第で企業に貢献する人材や、入社初期からでも若手を育てられる高いマネジメント力を持つ人を優遇するのではないでしょうか。このように、応募者側の視点だけでなく、企業側、採用担当者側の視点に立って企業が求める人材を見つめることも大切です。そうすることで、より自分にマッチした企業を見つけやすくなります。

企業それぞれが求める「45歳以上」の人材を細かく分析すべし

45歳以上の転職に大切なこと。それは

  • 企業にとって即戦力となり得る経験、知識の保有
  • その人なりのポテンシャル
  • マネジメント力

という3点です。これらをもとに、今までのご自身の経験や能力を洗い出してみましょう。細かく洗い出したら、今度は希望する企業が求める人材についてリサーチを行い、洗い出した結果と照らし合わせてみてください。そうすることで「書類選考すら通過しない」といった現状から抜け出すことができ、あなたが希望する条件、そして企業が求める人材双方にマッチした企業に効率よく応募できるようになります。45歳以上であっても職種を選ばず、高望みさえしなければ転職活動のゴールは目前です。本記事を参考に、これからの転職活動を有利に進めてください。

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