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転職における挨拶のキホン~退職・入社当日まで~

あなたは転職における挨拶について自信がありますか?社会人としての挨拶の基本を身につけていると自負していますか?転職には現職を退職する場合の挨拶や入社当日の挨拶が欠かせません。「挨拶ができない人は仕事ができない」と言われるように、基本的な挨拶ができない人は、将来性を不安視されやすい傾向にあります。本記事では、「転職における挨拶のキホン」と題して、現職を退職する場合と入社当日の挨拶について解説します。この記事を通じて「デキる人」と思われるよう、挨拶の基本について学んでいきましょう。

退職における挨拶の基本とは?

転職活動が功を奏し、無事採用へとつながったら、次は現職を退職しなければなりません。ここでは退職における挨拶の基本について解説します。

ネガティブな話し方や内容は控える

退職が決まったとしても、退職理由として、

  • ネガティブな印象を与える内容
  • 不満となっていた部分

を取り入れた挨拶は避けましょう。最後の最後に周囲から嫌われるようなことを言う必要はありません。どれだけ会社・事業所内に対して不満や納得のいかないことがあったとしても、「終わり良ければすべてよし」の精神で、最後はさわやかな気持ちで退社できるような挨拶を意識しましょう。

簡潔にまとめる

どれだけ嫌な思い出があっても、最後の日となればいろいろな思いがこみ上げてくるものです。しかし、退職の挨拶は1分程度に収め、簡潔にまとめることが重要です。なぜなら、社員の手を止め、挨拶に耳を傾けているため、場合によっては業務に支障を来す可能性もあるからです。退職する旨、そして、お世話になった社員・事業部への感謝の気持ちを添えて終えるよう意識しましょう。

押さえよう!退職時の挨拶に取り入れるべき内容

1分間に伝えられる内容は250字~300字程度。そのなかで、社会人として退職の挨拶ができるよう盛り込むべき内容と具体的な例文についてご紹介します。

退職を伝える

退職における挨拶の基本としては、退職日か退職日を控えているかによって内容が異なります。退職日での挨拶の場合は「本日をもって」または「本日付で」と伝えます。退職日をこれから迎える場合は「●月●日をもって退職する運びとなりました」と伝えましょう。

これまでお世話になったことへの感謝を伝える

退職の挨拶を終えたあとは、これまでお世話になった方へ感謝の気持ちを伝えます。「○○についてのプロジェクトの際には●●さんをはじめとし、多くの方にお世話になりました。あのときの学びがなければ、今の私はないと感じます。私にとって大きなきっかけとなったからこそ、より専門的な分野へ進みたいと決意しました。これらについては感謝しきれないほどです」など、印象に残っている企画・プロジェクトの話につなげながら転職に至るまでの経緯をさらっと伝えることで、感謝の気持ちとともに、心機一転頑張る決意を表明することができます。

退職後については「やんわり」と伝える

退職後については、具体的にどの企業へ進むのかなどは話さないことがマスト。なぜなら現職のライバル企業に転職が決まった場合、「これまで得た知識や企業にとって大切な資料が、別企業で利用されるのでは?」といった疑惑を抱かせてしまうからです。そうならないためにも、どの企業に転職するかなどは伝えず、「より専門的な分野へ進みたいと思っている」「自分で起業しようと思っている」など、やんわりと伝えることが退職の挨拶における大切なマナーです。

退職の挨拶:例文

これまでの内容を踏まえ、朝礼時における退職の挨拶について例文を2パターンご紹介します。

例文①
この度一身上の都合により本日付で退職する運びとなりました。
入社して5年という短い期間ではありましたが、商品開発プロジェクトに参加させていただいた当初から、●●部長をはじめ、●●さんなどから、非常に多くのことをご教示戴きました。
その結果、開発という仕事にもっと関わりたいと感じ、転職を決意することとなりました。
これまでのことを振り返ると、感謝してもしきれません。
みなさまと離れてしまうことにはなりますが、また違う分野でこれまで得た知識や考え方などを取り入れながら、さらに精進したいと思っています。これまで本当にお世話になりました。ありがとうございます。
例文②
急ではございますが、●月●日付けで退職する運びとなりました。
みなさんと仕事をした5年間を振り返ると、笑顔ばかりが思い浮かびます。
特に印象深いものは、●●年に出掛けた社員旅行での一コマです。
夕食時の宴会の際、●●さんと○○さんの織りなすコンビネーションには、今思い出してもつい笑ってしまうほど最高な宴会でした。
素敵な人ばかりの部署から離れることは非常にさみしいものがありますが、これまで得た知識や経験、そして素敵な思い出を胸に、新しい人生を進んでいきたいと思っています。本当にこれまで大変お世話になりました。ありがとうございます。

これまでの企業の中で印象に残っている思い出と合わせて感謝の気持ちを伝えることで、これまでの思い出を社員一同で思い返すことができます。たとえ辞める理由が企業や人間関係にあったとしても、最後はキレイにさわやかに離れられるような挨拶ができるよう努めましょう。

転職後、入社当日の挨拶の基本

退職の挨拶を終えたあとは、新しい企業での入社挨拶が待っています。新しい環境、新しい人間関係が始まる瞬間でもありますから、好印象を与えられるような挨拶を心掛けましょう。

明るい印象を与えられるような話し方を意識する

入社当日は第一印象こそ大切であるものの、その延長戦には挨拶の仕方や仕草、人柄も重視されます。それらを合わせたうえで、あなたの印象が決まり、

  • 仕事はできそうなのか
  • 物事を頼みやすい性格なのか
  • コミュニケーションは取れそうか
  • 職場に馴染みそうか

などをうかがいます。入社当日という大切なはじまりの日だからこそ、明るく大きな声で挨拶するよう心掛けましょう。他の事業部と同じ空間における挨拶の場合は差し支えない程度の声量で問題ありません。ただ、明るい印象を心掛けたいので、もごもごと口先だけを動かして挨拶したり、手の甲に挨拶の文言を書いたりすることは厳禁です。社会人のひとりとして恥ずかしくない挨拶を心掛けましょう。また、お辞儀をする場合は「よろしくお願いします!」と言葉にしてからお辞儀をすることで、挨拶が最後まで聞き取れるうえにスマートな印象を与えられます。

挨拶は時間にして30秒から1分ほどで済ませる

朝礼が終わった後は引き継ぎ作業や部署内の設備に関する説明を受けることになります。そのため、挨拶はスマートに済ませられるよう、30秒ほどの内容にまとめます。なお、「本日付で入社することになりました○○です!よろしくお願いします!」だけでは素っ気ない印象を与えてしまいますから、これまでどのような職種に就いていたのか、得意なことや趣味、仕事に対する熱意などを織り交ぜると良いでしょう。

笑わせたり目立とうと頑張ったりしない

入社当日の挨拶が今後を左右するといっても過言ではありません。が、だからといって笑わせようとしたり、目立とうと頑張ったりすることは控えましょう。明るいキャラクターという印象は与えられるものの、どこかふざけているように受け止められたり、最悪の場合「

社会人としてのマナーがなっていない」と不快感を与えたりする可能性があります。ひょうきんなキャラクターは職場と環境に慣れてきた頃に出すようにしましょう。

上司の言葉があるまで実行しない

朝礼がない部署の場合もあるでしょう。しかし、上司の指示に従わず、勝手に挨拶をするようなことは厳禁です。朝礼がない場合は上司の指示を仰ぐ、または上司の指示があるまで待つことが大切です。また、指定の席が決まっている場合は、黙って着席するのではなく、周囲の方へ「○○です。よろしくお願いします」と挨拶してから座ることがマナーです。

退職時の挨拶に関するよくある質問

ここでは退職時・入社時における挨拶の基本におけるよくある質問をご紹介します。本記事の振り返りとして、またはこれまでの挨拶が正しくできていたかを振り返る機会としてご利用ください。

挨拶するタイミングはいつがいいの?

退職時、または入社時での挨拶のタイミングは、主に上司の指示があってからがマナーです。どうしても挨拶をしたいけれど朝礼がない場合や、上司が忘れているような場合、つい自分から挨拶をしたくなってしまうでしょう。しかし、そのような身勝手な行為は仕事を進める人からすれば迷惑行為に該当します。そうならないためにも、上司に指示を仰ぐ、または挨拶するべきタイミングができるまで控えるようにしましょう。なお、入社時に朝礼や上司からの指示がなく、挨拶ができなかった場合は、指定された場所に着席する前に、周囲の方へ「○○です。これからよろしくお願いします」とひと言告げてから着席することがマナーです。

出社最終日、お世話になった人が休みだった場合

退職当日にお世話になっていた人が休みの場合も少なくありません。出張などの場合であれば挨拶ができなくても問題ありません。できれば、前もって休みを把握しておき、出社している段階で挨拶を済ませておくと、心残りを作らずに退社できます。

挨拶はどこまですればいい?

退職時、入社時の挨拶も、どこまで行えば良いのか判断がつかないこともあるでしょう。まず、退職日の場合は、些細なきっかけで挨拶を取り入れてみても良いでしょう。お茶を渡す際や、プリントアウトされた書類をついでに渡す際など、あらゆるタイミングで「○○さん、この度は本当にお世話になりました!」というように、さらっと挨拶を取り入れましょう。なお、長くなってしまう可能性も少なくありませんから、業務中でも相手の都合を観察し、ゆとりがある場合に行いましょう。入社時の場合は、着席するタイミングや引き継ぎを行う際、設備などを教えてもらう場合などが最適です。また、お手洗いに向かった場合に、まだ挨拶ができていない方がいる場合も、「○○さん、これからよろしくお願いします」とひと言告げると好印象を与えられます。なお、挨拶ができていない人をそのまま放置してしまうと、「私には挨拶がなかった」と不快感を与えてしまいます。挨拶漏れがないよう、これから関わるであろう部署の人には、すべて挨拶を通すことが社会人としてのマナーです。

お礼がしたい!職場に菓子折は持って行った方が良い?

これまでお世話になった職場・先輩・同僚・上司に対して、お礼をしたいと感じ、菓子折を盛っていくべきなのでは?と考える場合もあるでしょう。お菓子は必須ではないものの、感謝の気持ちを伝えるためには有効なアイテムのひとつです。最終出社日の挨拶を終えた頃に小分けになった菓子折を持参していること、そしてひと言「皆さんで食べてください」と伝えると、食べるタイミングを選ぶことなく気軽に受け取れるようになります。

まとめ

退職の挨拶・入社日の挨拶についてご紹介しました。退職をする場合は退職日を最後とし、これから関わる可能性は極めて低くなります。そのため、どんな理由があっても、退職の挨拶では不満や憤りを伝えるのではなく、職場全員が気持ち良くあなたを見送れるような挨拶を心掛けることが大切です。挨拶ではこれまでの職場でのちょっとした思い出や楽しかったことを取り入れることで、気持ち良く見送ることができます。入社日の挨拶も、緊張や人見知りなどの性格から、うまく話せない可能性があっても、これからの仕事において重要なシーンですから、社会人としての意識を高く持って挨拶するべきです。「挨拶ができない人は仕事ができない」。このような印象を与えないよう、どこでも正しいマナーを取り入れた挨拶を心掛けてくださいね。

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