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特記事項とは何を書くべき?就職と転職に役立つ履歴書への記載方法をご紹介

就職や転職活動中に用意する履歴書の特記事項には何を書けばいいのか、皆さんはご存じでしょうか。

「書くことがなければ空欄にしてもいい?「書く内容によって不利にはなりたくない…」などといった疑問や不安を抱いている方もいますよね。

そこで本記事では、履歴書の特記事項の書き方や記載例、ポイントをご紹介していきます。

履歴書はあなたを企業にアピールする一番最初の選考です。

特記事項の記載の仕方で損することがないよう、しっかり参考にしてくださいね。

履歴書における特記事項とは?

まず、特記事項とは「とっきじこう」と読みます。

「特別に書き記した項目」という意味なので、あえて取り上げてその重要さを相手に伝える内容、といったニュアンスがあります。

特記事項は主にビジネスシーンで使うことが多く、今回説明していく履歴書だけでなく契約書などにも特記事項は設けられています。

似たような言葉で「備考欄」がありますが、違いは内容の重要度です。

特記事項はメインの内容ではないがわざわざ書く重要なことという意味合いがあります。

一方、備考はメインの内容の補足といったニュアンスになります。

他にも「特筆事項」という表記があります。

こちらは特記事項の同義語にあたり、「特別に取り上げて書くこと」という意味です。

読み方は「とくひつじこう」で、履歴書によっては「特筆事項」と記載されていることもあるので、覚えておきましょう。

履歴書で特記事項が空欄なのはマナー違反?

特記事項の意味がわかったところで、なお

「履歴書の特記事項に特別書くことがない…」

「特になしでもいいの…?」

と思う方もいるでしょう。

結論、履歴書の特記事項に「特になし」と書くこと自体は問題ありません。

しかし、冒頭でもお伝えした通り、履歴書は採用担当者に自分をアピールできる最初の重要な書類です。

そのため、出来る限り「特になし」や空欄のまま提出するのは避けるのが得策です。

とはいえ、嘘を書くのはNGです。

履歴書に事実とは異なる内容を書くと「経歴詐称」になります。学歴や職歴、犯罪歴といった「重要な経歴」に関して虚偽の申告をした場合は、内定の取り消しや入社に懲戒解雇になる可能性があります。

履歴書の特記事項には何を書いたら良い?

履歴書の特記事項に嘘の内容を書くことがNGなのは理解できても、「いったい何を書いたらいいの?」という方はいらっしゃいますよね。

適当に何か書けば良い、というわけではありません。

特記事項には、履歴書を見た採用担当者に与える印象が良くなる内容というものがあります。

そして、それはあなたが他の欄ではアピールしきれなかったことだったり、予め企業に伝えて起きた大事なことだったりするのです。

続いては、履歴書の特記事項に「特になし」と書かずに済む方法をご紹介していきます。

履歴書の特記事項への記載例

履歴書の特記事項に記載する内容についてご紹介していきます。

あなたの強みのアピールだったり、就職・転職活動を円滑に進めるために必要な内容だったりするので、ぜひおさえておきましょう。

転居について

今住んでいる所から勤務地が離れている方は、採用担当者から通勤に関して交通費支給や電車遅延による出社への影響などを懸念される場合があります。

さらに、就職活動におけるUターン・Iターン転職などの場合には、就職と同時に引越しをするという方は多いです。

入社と同時期に住所変更が生じるというのはよくあることなので、記載することへの抵抗感は全く感じる必要ありません。

そのため、転居予定のある方は、その内容を記載しておきましょう。

現在は神奈川県に在住しておりますが、2022年4月に都内へ転居予定です。
自宅から貴社まで、通勤時間は30分ほどとなります。

入社可能日

学生の就職活動とは異なり、在職中の転職活動の場合は、進行中の業務や引継ぎで即日入社が難しいこともあります。

その場合は、いつから勤務可能なのか記載をしておきましょう。

とはいえ、入社可能日の目安は内定から1〜2ヶ月以内が一般的とされています。

あまりに入社までの期間が長すぎると、入社の意思が感じられないとマイナスイメージを与えてしまう可能性もあるので注意が必要です。

現職の引継ぎの関係上、入社可能日は2022年4月1日以降になります。
決算月までの業務があるため、入社は2022年4月1日以降を希望いたします。(2022年3月●31日現職を退職予定)

連絡がつきやすい時間帯

在職中の方だと、業務時間があるため、連絡がつきやすい時間帯とそうではない時間帯があるでしょう。

これも、理由とともにきちんと記載するようにしましょう。

ただし、連絡がつかない日時については

「月曜日は13時以降、火曜日は13時〜14時、18時以降…」というように細かく書くのはやめましょう。

一目で把握しきれず、相手に物事を伝えるスキルの低さを懸念されるので、時間帯を絞り込むなど、簡潔に書く工夫が必要です。

在職中のため、月曜日から金曜日の9時から18時までは、お電話に出ることができません。
現職での業務の都合上、月曜日~金曜日の18時以降にご連絡をいただけますと幸いです。
現在在職中のため、恐れ入りますが下記時間帯は電話に出ることができません。
平日:18時以降土日祝:終日可能
上記時間帯にご連絡をいただければ、すぐに対応させていただきます。不通の場合は折り返し申し上げます。

持病や治療中であること

現在治療中の病気や持病がある場合も、採用された場合に勤務時間や遅刻早退を考慮してもらいやすいよう、特記事項に記載しておきましょう。

その際、業務に支障がない病気であれば企業の誤解を生むこともありません。

健康状態の記入欄が別にある履歴書であれば、そちらに書いてください。

企業は、履歴書に記載されているあなたの健康状態から、業務を問題なく遂行できるか、長期的に勤めることが可能かを見ています。

ただ、大前提、企業は厚生労働省が定めている「公正な採用選考の基本」より、健康状態だけを理由に不採用にすることはできません

応募者本人のプライベートな情報を選考で確認したり、採用の条件としたりすることは、就職差別にあたる恐れがあり「公正な採用選考」をする上でふさわしくないとされているためです。

とはいえ、採用後に出社が難しくなりそうな可能性が考えられる場合は、隠すのは避けるべきでしょう。せっかく採用されたにもかかわらず、企業からの信用を失ってしまう可能性がないとは言い切れないためです。

また、入社後、隠していたことによって治療や通院に支障が出てしまっては大変です。自分を守るためにも事前に企業には伝え、既往歴や後遺症について理解のある企業で働くほうが、あたなも安心できるでしょう。

私には16歳より◯◯の持病があり、月に一度通院しています。
医師の指示により専用の薬を服用しているので、特に業務に支障はありません。

取得済みの資格や勉強中であること

特記事項に記載する内容によっては、あなたにポジティブに働くものもあります。

それが、資格の取得や業務に関連することについて勉強中である、といった内容です。

今まさに受験中で、資格自体は未取得の場合でも、勉強中の身であることや、合格しているがまだ証明書が取得できていない場合も、その旨を記載しておくといいでしょう。

勉強する意欲的な姿勢を認められたり、特記事項がきっかけであなたに興味を持ってもらったり、面接でも話をふってくれる可能性がありますよ。

現在、◯◯の資格取得のため勉強中です。2022年2月28日の試験に合格すれば、2022年4月頃に取得予定です。

職歴にブランクある理由

履歴書の職歴に働いていない期間がある方は、「選考に不利になるかもしれない」と不安になるでしょう。

実際、「働いていない空白の期間」は履歴書上で明らかになります。

そのため、採用担当者にとって「この間は何をしていたのだろう」「どうして仕事をしていなかったのだろう」と、多少なりともマイナスなイメージは抱かれてしまいます。

そこに対する説明がなければマイナスの印象のままですが、前向きの理由を説明できれば、有利に働くことも十分にありえます。

そのような場合は、ブランク期間をどのように過ごしていたかを記載することをおすすめします。

2020年 語学留学のため、カナダに1年間留学していました。
2021年から1年間、職業訓練校で医療事務及び介護事務の教室に通学していました。

履歴書の特記事項を記載する時に注意すべきこと

履歴書の特記事項には、採用面接や入社時にどうしても伝えておきたいことを記載することについて解説してきました。

続いては、書き方や内容についてご紹介していきますので、参考にしてくださいね。

希望ばかり記載するのは控えた方がよい

転勤・転居の可否や勤務時間、福利厚生の待遇面などの希望が多すぎる場合、「要望が多い」という自我の強いマイナスイメージを持たれてしまう可能性があります。

やむを得ない理由で希望条件が複数ある人は、優先度の高いものに絞って記載するようにしてください。

給料や休日など待遇への希望を記載するのは避けましょう

いくら気になるからと言っても、給料については記載しないようにしましょう。採用前に希望する給料を記載すると、「まだ成果も出していないのに何を言っているんだ?」と懸念される危険性があります。

給料の確認やすり合わせは、必要に応じて面接や内定後に話し合いの時間を持つのが得策です。

他にも、休日の希望を記載することも「やる気がない」「意欲が低い」と思われてしまうため記載は控えましょう。

休日の調整は、実際に働きだしてからも可能です。

ただし、家族の介護や小さい子供がいる方など、やむを得ない事情がある場合は、事前に伝えるようにしてください。こちらについては、採用後よりも前の方が企業の理解を得られやすいですよ。

長文の自己PRはやめましょう

何としても面接に進みたいからといって、履歴書の特記事項に長々と志望動機や自己PRを記載するのは逆効果です。

本来アピールを記入すべきスペースは自己PR欄や志望動機欄だからです。

その項目がないからといっても、特記事項はフリースペースではないので注意してください。

英文履歴書でも特記事項は簡潔に記載

グローバル化が進む日本国内でも、外資系企業への転職も珍しくなくなりました。

ここでは、英文履歴書での特記事項の記載方法を解説します。

基本は日本語と同じで、応募に際してプラスになることを簡潔に記載することです。

英文履歴書での特記事項は「ADDITIONAL INFORMATION(その他特記事項)」なので、ここの項目を使って自分をアピールしましょう。

海外の企業では「地域でのボランティア活動」「地域を活性化させる交流イベント」などが評価される傾向にあります。

Participated in the 2011 East Japan great earthquake as a volunteer.(2011年、東日本大震災ボランティアに参加しました)

まとめ|履歴書の特記事項は簡潔に記載することが重要

いかがでしょうか。

「特記事項って何を書けば良いの?」というあなたの疑問は解消できたでしょうか?

特記事項は基本的に何を書いても良い場所なので、自分に有利になること、就職や転職活動をスムーズにするためを書きましょう。

重要なのは、長文にならないよう要点をまとめて、簡潔に記載することです。

また、特記すべき内容がない場合は「貴社の規定に従います」と記載し、空欄で提出しないことがポイントです。

特記事項にかかわらず、履歴書の書き方についても不安がある人は、転職エージェントの利用をおすすめします。キャリアアドバイザーがプロの視点で、履歴書の添削やアドバイスを行ってくれますよ。特記事項の書き方や履歴書の作成に迷っている人は、無料なのでぜひ登録してみてください。

履歴書は採用担当の目に触れる一番最初のあなたの情報であるため、好印象を残したいですよね。就職・転職活動におけるあなたの最初の一歩が、順調なスタートをきることができますように。

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