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履歴書における最終学歴の書き方|学歴・職歴の正しい書き方

就職活動や転職活動をする上で必須になるのが履歴書です。履歴書には自己PRや志望動機を書くことになりますが、学歴や職歴の書き方に注意点があります。この記事では、履歴書における学歴・職歴の正しい書き方を解説しています。記事の後半では、最終学歴に関する注意点も解説しているので、ぜひ参考にしてください。

履歴書における経歴の書き方

はじめに、学歴の書き方から解説します。履歴書の経歴欄には、年と月を書くスペースがあり、経歴を書くスペースは白塗りの行になっていることが多いです。人によって学歴と職歴の数が異なるため、自由に記入できるよう、白抜きになっています。

学歴・職歴
学歴
20143東京都立〇〇高等学校 普通科 卒業
20144〇〇大学△△学部〇〇学科△△専攻 入学
20183〇〇大学△△学部〇〇学科△△専攻 卒業
職歴
20184株式会社〇〇 入社
賃貸物件の営業を担当
現在に至る
以上

はじめに一番上の行の真ん中に「学歴」と書いて、その次の行から具体的な学歴を書いていきます。学歴を書き終えたら1行空けて職歴を書いていきます。職歴も学歴と同様に「職歴」とだけ書く行を用意しましょう。その下に職歴を記入していきます。

高卒の場合

学歴・職歴
学歴
20143新宿区立〇〇中学校 卒業
20144東京都立新宿高等学校 普通科 入学
20173東京都立新宿高等学校 普通科 卒業見込み

高卒の場合、上記のように学歴欄はシンプルかつ短くて構いません。その代わり高校と省略せず「高等学校」と正しく表記しましょう。また、高校によって普通科や特進科、英語科といったコースがあるため、複数の学科がある場合は、どの科に入学したのか明記する必要があります。普通科しかない場合は、記載しなくても大丈夫です。すでに卒業している場合は、見込みではなく、「卒業」と記載しましょう。

もしも、高卒で就職した後に転職する場合、職歴欄が長くなるようであれば中学卒業の行は決して、高校入学から記載しても構いません。

学歴・職歴
学歴
20144東京都立新宿高等学校 普通科 入学
20173東京都立新宿高等学校 普通科 卒業
職歴

大卒の場合

学歴・職歴
学歴
20143新宿区立〇〇中学校 卒業
20144東京都立新宿高等学校 普通科 入学
20173東京都立新宿高等学校 普通科 卒業
20174〇〇大学△△学部〇〇学科△△専攻 入学
20213〇〇大学△△学部〇〇学科△△専攻 卒業見込み

大卒・専門卒で就活をする場合、中学卒業から書き始めて大学卒業見込みと書きます(すでに卒業している場合は卒業)。省略せず、全て正式名称で書くようにしましょう。

短大卒の場合

学歴・職歴
学歴
20143新宿区立〇〇中学校 卒業
20144東京都立新宿高等学校 普通科 入学
20173東京都立新宿高等学校 普通科 卒業
20174〇〇短期大学〇〇学科△△専攻 入学
20193〇〇短期大学〇〇学科△△専攻 卒業見込み

基本的には大学と書き方は同じです。大学と違って年数が異なるので注意しましょう。こちらも卒業済みであれば「卒業」という記載に変えましょう。

専門卒の場合

学歴・職歴
学歴
20143新宿区立〇〇中学校 卒業
20144東京都立新宿高等学校 普通科 入学
20173東京都立新宿高等学校 普通科 卒業
20174〇〇専門学校〇〇科△△コース 入学
20193〇〇専門学校〇〇科△△コース 卒業見込み

基本的には大学と書き方は同じです。所属学科・コースは、あなたが何を学んできたのかを表す重要な指標なので、省略せず全て書き出すようにしましょう。専門学校を卒業済みであれば「卒業」という記載に変える必要があります。

大学院卒の場合

学歴・職歴
学歴
20143新宿区立〇〇中学校 卒業
20144東京都立新宿高等学校 普通科 入学
20173東京都立新宿高等学校 普通科 卒業
20174〇〇大学△△学部〇〇学科△△専攻 入学
20213〇〇大学△△学部〇〇学科△△専攻 卒業見込み
20214〇〇大学大学院△△学部〇〇学科△△専攻 入学
20233〇〇大学大学院△△学部〇〇学科△△専攻 修了

大学院は、大学よりも数年長く教育機関に身を置くことになるため、そこでどのようなことを培ったのか気にする採用担当者は多いです。必ず正式名称を書いて、卒業を修了と置き換えましょう。

最終学歴とは?

最終学歴とは、自分が卒業した中で最もレベルの高い教育機関を記載します。中学校、高等学校、高等専門学校、専門学校、短期大学、大学、大学院の順で並んでおり、偏差値は関係ありません。偏差値70の高等学校から偏差値50の大学へ進学して卒業した場合、最終学歴は大学になります。大学を卒業してから、専門学校へ入学したとしても、最終学歴は大学です。ただし、卒業していなければ最終学歴にはならないため、注意が必要です。

在学中の場合

卒業しなければ最終学歴になりませんが、在学中に履歴書を書く場合は、学歴欄に「卒業見込み」と書きます。その際、〇〇年〇〇月という卒業のタイミングを記載しておくと、採用担当者から見て、わかりやすい履歴書になります。

中退した場合

中退した場合は、中退前に卒業した教育機関が最終学歴です。例えば、大学を中退した場合、高等学校卒業が最終学歴になります。もしも大学を中退してから専門学校へ進学、卒業した場合、最終学歴は大学ではなく、卒業した専門学校になります。

学び直した場合

大学、専門学校は年齢制限が定められていないため、大人になってから再び学び直すという方は、少なくありません。ただし、どれだけ大学、大学院、専門学校のどの教育機関で学び直したとしても、最終学歴は、卒業した教育機関の中で最も位の高いものになります。

ただし、大学を卒業してからよりレベルの高い難関大学へ入学し、卒業した場合は、後者の難関大学を最終学歴にできます。

新卒・職歴が少ない人は中学卒業から記入する

学歴・職歴欄は基本的に10行以上設けられており、職歴のない新卒就活者や、中途採用に応募する職歴の少ない方は、中身が少なく、見栄えが悪くなってしまうかもしれません。

そのため、中学卒業から書き始めて、高校入学、高校卒業、大学入学、という流れで記入していきましょう。

職歴が多数ある人は高校卒業から

職歴が多数ある方は、学歴を高校卒業から書き始めることで、職歴を多めに書くスペースが生まれます。中途採用(転職活動)において、これまでどのようなことを仕事にしてきたのかは、採用担当者がチェックする箇所なので、職歴欄に割く比率を多めにしましょう。

また、職歴欄には勤続年数や移動部署を書くことになるため、職歴が多い方は、スペースに注意しましょう。

履歴書の学歴・職歴を書く際の注意点

ここからは、履歴書に学歴・職歴を書く際の注意点を解説していきます。これらの注意点を知らずに書いてしまうと、採用担当者からの評価が下がり、選考で不利にはたらく可能性があるため、必ず最後までチェックしておきましょう。

学科や専攻も記入する

学歴を書く際には、大学や学部名だけでなく、学科や専攻も記載しましょう。採用担当者は学科や専攻から応募者が大学で何を学んできたのかを推測します。例えば、「〇〇大学 文学部」と書いただけでは、一目見ただけでは、どんな人なのかがわかりません。

しかし、〇〇大学 文学部 史学科 西洋史学専攻と記載すると、「西洋史学について学んでいる人」という印象が湧きます。

採用担当者へ与える印象が格段に変わってくるので、どれだけ学科・専攻名が長い場合でも、省略せずに正式名称を書きましょう。

大学院は卒業ではなく修了

中学、高校、大学は卒業と記載しますが、大学院は表記の方法が異なります。卒業ではなく修了と記載します。流れで誤った記載をしないよう注意しましょう。

語学学校・職業訓練校は学歴に含まない

大学を卒業したあとや、会社を辞めたあとに、スキルアップを目標として語学学校・職業訓練校へ通う方が一定数います。これらは学校と名前がついていますが、学歴には書けません。学歴に記入できるのは、学校教育法に記載された教育機関のみです。

具体的な教育機関を挙げると、幼稚園、小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校、大学、専門学校、高等専門学校です。専門学校は専修学校という名前で記載されていますが、都道府県の認可を受けていない専門学校でないと、学歴欄には記載できないため、学校側に問い合わせる必要があります。

語学学校・職業訓練校は学校教育法に記載されていないため、職歴または自由記入欄に記載しましょう。

年月の表記を履歴書全体で統一する

履歴書には、学歴・職歴、生年月日、免許・資格の記入欄といった年月を書くところがあります。西暦(2022年)・和暦(令和4年)どちらを記載しても構いませんが、履歴書全体で統一しなければなりません。

例えば下記の学歴欄は、年の表記がバラバラになっており、視認性の悪さが目立ちます。

学歴・職歴
学歴
20143新宿区立〇〇中学校 卒業
20144東京都立新宿高等学校 普通科 入学
平成293東京都立新宿高等学校 普通科 卒業
20174〇〇大学△△学部〇〇学科△△専攻 入学
令和33〇〇大学△△学部〇〇学科△△専攻 卒業見込み

そこで、年の書き方を揃えると、以下のようにスッキリとした見え方に変わります。

学歴・職歴
学歴
20143新宿区立〇〇中学校 卒業
20144東京都立新宿高等学校 普通科 入学
20173東京都立新宿高等学校 普通科 卒業
20174〇〇大学△△学部〇〇学科△△専攻 入学
20213〇〇大学△△学部〇〇学科△△専攻 卒業見込み
学歴・職歴
学歴
平成263新宿区立〇〇中学校 卒業
平成264東京都立新宿高等学校 普通科 入学
平成293東京都立新宿高等学校 普通科 卒業
平成294〇〇大学△△学部〇〇学科△△専攻 入学
令和33〇〇大学△△学部〇〇学科△△専攻 卒業見込み

新卒就活の場合は職歴になしと書く

一般的な履歴書には、学歴とともに職歴を記載する欄があります。職歴は、実際に会社へ入社してからの実務経験のことを指すため、学生の場合は正社員としての実務経験がなく、書けることはない状態です。ですので、職歴欄の左端に「なし」と記載しましょう。なしを記載しないと、採用担当者は書き漏れだと判断する可能性があります。

よくアルバイトやインターン歴を書いてしまう方がいますが、職歴は社員としての実務経験を指すため、職歴に記載するのは不適切です。

もしも、アルバイト・インターンで培ったことが応募先でも活かせるものであった場合、自由記入欄にその旨を書きましょう。

▼記入例

学歴・職歴
学歴
20163東京都立〇〇高等学校   卒業
20164△△大学文学部歴史学科 入学
20203△△大学文学部歴史学科 卒業
職歴
なし

まとめ

履歴書における学歴は、中学校、高等学校、高等専門学校、専門学校、短期大学、大学、大学院の順に書きます。これらは後ろにいくほど位が高くなり、最終学歴は卒業した学校教育機関の中で、最も位の高いものを指します。ですので、大学を卒業して専門学校に入ったとしても、最終学歴は大学になります。

また、卒業していなければ最終学歴には含まれないため注意が必要です。例えば大学を中退した場合、それ以外の卒業した教育機関の中で最も位の高いものが最終学歴になります。

社会へ出ると、深く考えず口にしてしまったことが嘘だと判明し、虚偽の申告と見なされることがあります。最終学歴の考え方を知っておくことで、学歴詐称のリスクが低下するので、ぜひ覚えておきましょう。

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