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プログラマを目指すのに必要な資格とスキルを紹介

IT業界の技術者不足に悩まされている日本では、未経験でも積極的にプログラマーを採用して、育てていこうとしています。しかし、いくら未経験歓迎と求人に記載されていても、「必要なスキルや資格があるのでは…」と不安に思う方もいるのではないでしょうか?

今記事では、プログラマーを目指す人に向けて、プログラマーになるために資格は必要なのか、おすすめの資格などを紹介します。

そもそもプログラマーとは?

プログラマーとは、コンピューターを動かすためにプログラムを構築する仕事で、プログラミング言語を使いシステムやソフトウェアを開発しています。

プログラマーとSE(システムエンジニア)を混同する方が多いのですが、SEは設計を行い、設計に基づいてプログラミングを行うのがプログラマーです。

また、プログラマーと一口でいっても、大きく分類するとWEBプログラマー、アプリケーションプログラマー、ゲームプログラマーの3つの種類があります。

WEBプログラマー

WEBプログラマーは、主にホームページやECサイトなどのWEBサイトを作るためのプログラミングを行う仕事です。

HTMLやCSS、PHP、JavaScriptなどのプログラミング言語を習得する必要があります。

アプリケーションプログラマー

アプリケーションプログラマーは、パソコンやスマートフォンなどで動作するアプリの開発を行う仕事です。今やゲームやInstagram、LINEなどアプリは私たちの生活に欠かせない存在となっています。どんなアプリを開発するかによって、必要なプログラミング言語は変化します。

ゲームプログラマー

ゲームプログラマーは、ゲーム開発のプログラミングを行う仕事です。JavaやUnityなどを使用し、設計されたゲームが仕様書通りに動作するようプログラミングします。

プログラマーを目指すのには資格は必要?

プログラマーを目指す方にとって気になるのが、プログラマーには資格が必要なのかどうかではないでしょうか?

これについては、プログラマーになるのに資格はいらないといわれています。プログラマーは成果が大切な世界です。そのため、プログラマーになるために必要なのは、資格よりも技術力なのです。

ただし、未経験でプログラマーに転職したいという方は、何も持っていないよりは資格があった方が良いでしょう。

未経験採用でプログラマーとして入社した際には、社内ではプログラムの専門用語が飛び交っている状況です。何も用語がわからないと、会話についていくのが難しくなってしまう可能性があります。

また、いちいち先輩に聞くわけにもいかず「そんなことも知らないの?」とめんどくさがられてしまうかもしれません。そのため、入社前に資格を取得して専門用語について理解していれば、効率的に仕事を覚えることができます。

また、未経験でプログラマーを採用している企業のほとんどが、クライアントの元で仕事をする客先常駐という形です。そのため、クライアント企業で面接を受けて落ちると待機扱いとなり働くことができないのです。

そんな時に、未経験とはいえ資格があれば、クライアントもどの程度のスキルを持っているのか客観的に判断できるため、採用につながりやすくなるでしょう。

POINT

プログラマーになるのに資格はいらないが、未経験でプログラマーを目指すには資格を持っていることで最低限の知識があることが伝わるため、面接でプラスに働くことがある。

プログラマーになるのにおすすめの資格

それでは、実際にプログラマーとして活躍するために、取っておくと良いおすすめの資格を紹介します。それぞれの資格の概要や難易度について紹介するので、チェックしてみましょう。

情報処理技術者試験

情報処理技術者試験は、ITパスポート試験と基本情報者試験の経済産業省が主催しているITエンジニアのための国家試験です。情報処理技術者として、知識や技能が一定以上であることを示すことが可能です。試験は、初級レベル、中級レベル、上級レベル、最難関レベルの4つのレベルがあります。

ITパスポート試験

ITパスポートは、「情報処理の促進に関する法律」に基づく国家資格となっています。「情報処理技術者試験」のうち一番簡単なエントリーレベルの資格で、人気の資格となっています。

入門資格のため難易度はそこまで高くなく、平成30年度の合格率は51.7%と独学でも取得できるレベルです。

基本情報技術者試験

情報処理技術者試験は国家資格の一つで、IT人材に必要な情報処理の基本的な知識や機能、活用能力が試される試験です。

令和元年の合格率は25.7%と、ITパスポートに比べてもだいぶ難易度が高い傾向にあります。ITの知識があまりない人は、勉強時間に約200時間かかるといわれているようです。

C言語プログラミング能力認定試験

C言語プログラミング能力認定試験は、「サーティファイ情報処理能力認定委員会」が主催している民間の資格試験です。C言語を使った応用プログラミングの能力を認定する資格で、1級、2級、3級とレベルが分かれています。

3級は、これからC言語を使ったプログラミングを学ぼうとしている方向けとなっているので、初心者の方が取り掛かるのにおすすめです。

ただし、就職で有利になるのは2級以上といわれています。合格率は約68%となっており、3級に合格するための勉強時間の目安は110時間となっています。

Java【TM】プログラミング能力認定試験

Java【TM】プログラミング能力認定試験は、「サーティファイ情報処理能力認定委員会」が主催している民間の資格試験です。

プログラミング言語の基礎知識を測る試験で、1級、2級、3級とレベルが分かれています。3級はJava入門者を対象とした試験のため、3級から受験するのがおすすめです。

合格率は64.7%と、難易度はそこまで高くないでしょう。

オラクルマスター

オラクルマスターは、「日本オラクル社」が主催しているデータベース技術者向けの民間資格です。Oracle Databaseの活用スキル、Structured Query Language(SQL)の基礎知識について学ぶことが可能です。

グレードは、「ブロンズ」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」の4つ。オラクルマスターは、下位試験に合格しなければ、上位試験を受験することができない仕組みになっています。

ブロンズやシルバー、ゴールドであれば、20〜40時間程度の勉強時間で取得可能といわれているため、そこまで難しくないでしょう。

しかし、プラチナになると実技試験があり、350時間程度の勉強時間が必要です。

プラチナはIT系国家資格の最高峰といわれている「高度情報技術者試験」と同等レベルになります。そのため、取得すれば転職活動で有利に働くだけでなく、年収アップにもつながるでしょう。

情報検定(J検)

情報検定(J検)は、文部科学省後援の公的資格で、コンピュータ関連の基礎知識を身につけていることを証明できる資格です。

「情報活用試験」「情報システム試験」「情報デザイン試験」の3つの試験範囲があり、受験の際に自分でどの分野を受験するか選ぶことができます。

情報活用試験の3級の合格率は、81.1%と難易度がとても低いことに対し、情報システム試験のプログラミングスキルの合格率は39.6%と、難易度は分野によってかなりの差があるようです。

まとめ

プログラマーを目指す人に向けて、プログラマーになるために何か必要な資格はあるのか、おすすめの資格などをいくつか紹介しました。

プログラマーやSEなどのIT職種は技術力が重視される世界のため、資格を取得しなくてもプログラマーになることは可能です。

プログラマは実務経験が重要ですが、資格を持っていると、まったく専門用語のわからない未経験者に比べて面接で有利になる可能性があります。

さらに、入社後も資格を持っていることで資格手当てが付いたり、年収アップにつながったりするなど、さまざまなメリットがあります。

プログラマーを目指している方は、自分にとって必要だと思える資格を取得しておくと良いでしょう。