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【新入社員必見】他己紹介を成功させるコツを紹介!同期よりも1歩先へ!

あなたは他己紹介(たこしょうかい)という言葉をご存知でしょうか?「たこしょうかい」と言われるとわかりづらいですが、「他己紹介」と書かれれば何となく意味が伝わってきますよね。この記事では他己紹介とは何か。伝えるべきポイントや失敗しないコツ、他己紹介のテンプレートを解説していきます。近年では面接で行う企業も出てきたため、就職・転職活動中の方も必見です。

【新社会人必見】他己紹介とは

他己紹介とは読んで字の如く、他己(他人)のことについて紹介することです。新学期、新年度、新しい環境に足を踏み入れるたびに自己紹介をしますよね。自己紹介では自分のことを紹介しますが、他己紹介では指定された他の誰かについての紹介を周りにします。

自己紹介と他己紹介を比較

自己紹介と他己紹介は何が違うのでしょうか?簡単な表で違いを見てみましょう。

自己紹介他己紹介
紹介する内容自分のこと他人のこと
事前準備原稿作りヒアリング、原稿作り
聴衆の人数1〜複数人1〜複数人

自分のことについて話す自己紹介と違い、他己紹介はある特定の人物に関して紹介していきます。自分のことであれば事前準備は原稿作り程度で大丈夫ですが、他己紹介では今日初めて会った人や、今年になって知り合った他人を紹介することが多いです。そうなると相手のことを知らないと何も紹介できないですよね。そこで相手のことを知るためのヒアリング(質問)の時間が設けられます。限られた時間のヒアリングでどれだけ相手の魅力を引き出せるかが重要になってきます。

他己紹介の目的

他己紹介とは何かわかったところで、一体何のために他己紹介を行うのでしょうか?自己紹介と比較しながら考えてみましょう。

自己紹介の目的は、名前を覚えてもらうこと、自分のことを周囲の人に知ってもらい、共通点を探したり親睦を深めるきっかけとすること、プレゼンテーション能力の向上などがあげられます。

一方他己紹介は、相手のことを聞き出す過程でお互いの共通点を見つけること、質問力の向上、聞いた内容を要約する力をつけること、そして相手のことを周囲に売り込むことでプレゼンテーション能力の向上に繋がります。

自己紹介では自分のことを紹介するだけで、コミュニケーションが苦手な方は次に繋げることが困難になります。一方、他己紹介では2人組や3人組になって行うことが多いので、初対面の方と話すことが苦手な方も人間関係の構築がしやすくえええええなります。他己紹介は自己紹介よりもアイスブレイクに特化していると言えます。

他己紹介を成功させるコツ

「自己紹介は経験あるけど、他己紹介の経験はない!内定式でやる予定なんだけど、どんなことすればいいんだろう?」そんな時のために他己紹介を成功させるためのコツ、やり方を解説していきます。

他己紹介のコツ

他己紹介は基本的に次の3ステップで行います。

①紹介する相手に質問をする

②紹介する内容をまとめる(発表の構成を考える)

③他己紹介(実際に紹介する)

それぞれのステップで重要になる、他己紹介を成功させるためのコツを紹介します。

紹介する相手に質問をする

他己紹介で最も重要なステップがこの相手への質問(ヒアリング)です。というのも発表も構成もこのヒアリングの出来によって左右されるからです。しっかり準備をしたいところですが、ヒアリングの際は数分〜数十分の制限時間を設けられる場合がほとんどです。稀に在籍中の社員について新人社員に紹介しようと、すでにたくさんの情報を持っている状態から他己紹介が始まりますが、初対面となるとどれだけ短い時間で効果的にヒアリングできるかが重要になってきます。

あなたがどのような風に相手を紹介したいかによって、ヒアリングするべき項目が違ってくるので、紹介のごとに質問すべき項目を解説します。

迷った時はこれ!基本の項目

笑いは狙えない、凝った内容になんてできない、どんな内容が良いか迷う、そんなあなたは下記のような基本項目をしっかりとヒアリングしましょう。

・名前

・出身地

・趣味、特技

・好きなこと

・中学、高校時代の部活動

・アルバイト

笑いを狙う他己紹介

学生同士の他己紹介や、笑いを取りたい場合、相手が陽気そうな人の場合は、上記の基本項目の他に下記のような項目を質問してみましょう。

・今までにあった面白いエピソード

・無人島に1つだけ持っていくとしたら何を持っていく?

・神様に1つだけ願い事をするなら何をお願いする?

・欲しいドラえもんの秘密道具

ビジネスシーンでの他己紹介

内定式や入社式、ガイダンスなど、ビジネスシーンでも他己紹介を行うシーンはたびたびあります。そんな時に使えるヒアリング項目を紹介します。

・この会社(業界)を選んだ理由

・配属部署

・キャリア展望

・尊意する人物とその理由

紹介する内容をまとめる(発表の構成を考える)

ヒアリングができたら次は発表の構成を考えましょう。ヒアリング時間だけでなく発表時間も1〜3分と制限されている場合がほとんどです。発表時間に収まるような内容にしなくてはなりません。

あなたが小・中学校で作文を書いたあの原稿用紙は1枚400文字です。ニュースキャスターは1分間に300文字〜400文字読むと言われていますので、大体それを基準に発表の内容を考えると良いでしょう。

ニュースキャスターはスピーディーかつ句読点を意識した話し方をしますので、メリハリがあります。とても1分間で400文字読めるかはわからないというあなたは、1分間250〜300文字を意識してみましょう。

相手の何を紹介しようか迷う人も多いと思いますが、ヒアリングが終わってしまえば自己紹介と何ら変わりありません。何をどう発表しようがあなたの自由です。後ほどテンプレートを紹介します。

実際に他己紹介をする

ヒアリング、構成を考えるところまでいけば、いよいよ発表です。発表の際は下記の順番を最低限守りましょう。

①あなたの名前を名乗る

②紹介する相手の名前を言う

③紹介に移る

意外かもしれませんが、まず発表者であるあなたが名乗ることから始めます。他己紹介とはいえ、あなたと紹介する人の2人で作り上げたものです。あなたの名前を言わないと、周りの人は終始「発表している人はなんという名前なんだろう」と疑問に思ってしまいます。

その次に紹介する相手の名前、相手のことについて述べていきます。事前に考えてきた内容を発表しましょう。

失敗しないテンプレート集

「他己紹介のアイデアが全く浮かばない」「どんな風に相手を紹介すれば良いのかわからない」そんな時は下記のテンプレートを参考にヒアリング、発表の構成を考えてみてください。

テンプレート

第1営業部第2グループ所属の鈴木(自分の名前)です。

この度は田中さんについて紹介させていただきます。

田中さんの出身地は神奈川県横浜市です。生活圏内に海があったため、幼少期から釣りが好きで、現在も月に1回釣りをするくらい好きな趣味になっているそうです。

直近では先週磯釣りでアジを大量に釣り、自分でフライにして食べるなど、釣りだけでなく、料理も嗜んでいます。

田中さんがこの業界に入社したきっかけは、アルバイト先の先輩が同業他社に入社しており、仕事の面白さ、奥深さを教えてもらった結果、自らインターンへ足を運んでみてこの業界に入りたいと思ったそうです。

ちなみに田中さんの所属は第2営業部第1グループで、東京勤務になる予定です。

最後になりますが、田中さんは自らアクションを起こせる積極的な方です。私は田中さんと初対面ですが、質問の時間中、田中さんの明るい対応に緊張がほぐれていきました。とても話しやすい方なので、ぜひ1度お話されてみてはいかがでしょうか?

ご清聴ありがとうございました。

他己紹介をする上での注意点

他己紹介をする上で必ず意識するべき注意点を解説していきます。これらの注意点を知らずに他己紹介へ挑んでしまうと恥ずかしい思いをしてしまう可能性が大いにありますので、必ず最後までお読みください。

ヒアリングの際の注意点

ヒアリングする際は大前提として、終始丁寧な態度で相手に質問をしましょう。他己紹介は多くの場合、お互いに初対面の状態で行われます。緊張を和らげようと砕けた感じを出したり、共通点がたくさん見つかってテンションが上がってしまいタメ口になってしまったりするケースが多々あります。学生の間であればそれも黙認されますが、ビジネスの場ではそのような態度は適しません。もしかしたら相手は3つ年齢が上かもしれませんし、ヒアリングの様子を人事がチェックしていて査定に反映させるかもしれません。誰が見ているかわからないフォーマルな場所なので、相手や周囲に失礼のないよう、ビジネスパーソンらしく丁寧な態度を心がけましょう。

もう1つの前提として、必ずメモを取りましょう。相手に質問をして、それを全て覚えておくのは無理があります。メモを取ることで後の構成を考える際の参考になるので、必ずメモを取っておきましょう。

また基本的にヒアリングは相手が答えやすいような質問を心がけましょう。YESかNOで答えられる一問一答や、2択の質問などは答えやすい質問の一例です。逆に「今までにあった面白いエピソード」や「あなたを動物に例えるとしたら」といった質問は相手を選ぶので、トラブル対応力に自信のない方は聞かない方が無難です。

発表の構成を考える際の注意点

発表の構成を考える際の大前提として、相手をけなす、相手の尊厳を損ねるような内容はNGです。誰しも他人に自分の悪いところをおおっぴらに言われたくはないですよね。盛り上げようとして相手から聞いた話を盛ってしまうのもNGです。2位だったのに「〇〇さんは高校生の時に全国大会で優勝したんです」なんて言ってしまうと後から問い詰められるのは相手です。

また事前に発表時間がどのくらいかわかっているのであれば、その時間内に収まるような内容を考え、その時間内に収まるように発表の練習をしておくべきです。練習なしで本番に挑んでしまうと、思ったより時間が足りない・過ぎてしまった場合に対応が難しくなります。

また他己紹介の文面を考える時も丁寧な言葉を意識しましょう。

他己紹介(発表)の注意点

他己紹介の注意点は基本的な発表態度に関するものが多いです。下記の注意事項を順番に見ていきましょう。

・明るく元気な声色、表情

・聴衆の目を見てハキハキした声で話す

・紹介する相手の名前は男女関わらず「〇〇さん」呼び

・発表の時間を守る

どれも基本的なことですよね。学生、社会人に関わらず、発表に時間制限があるのであれば守りましょう。時間が押せば押すだけその後のプログラム・イベントに支障が出るからです。

周りと差をつける発表のコツ

これを知っていると、周りの発表者と差がつく「発表のコツ」を紹介します。最初は意識しないと難しいこともありますが、慣れてくると自然とできるようになるので、ぜひ挑戦してみてください。

相手と自分の立つ位置

オンラインでなく対面で他己紹介を行うのであれば、紹介する相手の位置と自分の立つ位置に配慮すると、よりレベルの高い他己紹介になります。どういうことかと言うと、紹介する相手の真横に立つのではなく、真横より一歩下がった位置に自分が立つことで、紹介されているのは相手だという配慮や、自分よりも相手にスポットライトを浴びせることができるというメリットがあります。

ジェスチャーをつける

相手の名前を呼ぶときは手のひらを上にして相手の方へ向ける、周囲の方を指す時は同様にして手のひらを聴衆に向けるなど、ジェスチャーを付けると意識が向き先に集中して、より良い他己紹介になります。

まとめ

いかがだったでしょうか?他己紹介は、内定式や入社式、ゼミの歓迎会など様々なシーンで採用されている、特定の相手を聴衆に向かって紹介するアイスブレイクです。自己紹介とは事前準備、発表内容の面で違いがあり、特に他己紹介は相手のことを知るための質問の時間が設けられます。質問の時間、発表の時間ともに制限がある中で、どれだけ相手のことを効果的に聞き出し内容を固められるかが鍵になってきます。他己紹介をする際は、質問から発表まで終始丁寧な態度を意識すること、相手が不快になるような質問、発表はしないこと、相手が男女関わらず〇〇さんと呼称するなど、注意すべき点が多々ありますので、しっかり準備しておきましょう。

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