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「よろしくお伝えください」の意味とは?正しい使い方や返事の仕方をご紹介!

ビジネスシーンではよく、「よろしくお伝えください」というフレーズを使うでしょう。

会話やメールなど利用シーンは多いと思いますが、使い方を正しく理解できていますか? 今回の記事では、「よろしくお伝えください」の意味や使い方を例文とあわせて紹介していきます。

「よろしくお伝えください」の意味

「よろしくお伝えください」は、今この場にいない人に対して、「良い感じになるように伝えてください」のように、自分の好意を伝えてもらうための挨拶です。

その場にいない第三者の名前を出して、「〇〇さまによろしくお伝えください」「皆さまによろしくお伝えください」のように使います。

また、「よろしく」には複数の意味があります。

よろしく読み方:よろしく漢字:宜しく形容詞「よろしい」の連用形
ちょうどよいぐあいに、程よく、適当に。「—取り計らってくれ」「今頃あの二人は—やってるよ」
人に好意を示したり、何かを頼んだりするときに添える語。「—御指導下さい」「—お願いいたします」
 「よろしくお伝えください」の意で、別の人への好意を伝えてもらうときに用いる語。「お父さんに—」
「よろしく…べし」の形で)当然、ぜひとも。「一層の勉学に励むべし」
上の内容を受けて、いかにもそれらしく、の意を表す。「喜劇俳優—おどけてみせる」
出典:Weblio 辞書 |よろしくの意味・解説 

上記の内容を受けて、「空気や流れに合わせて相手が適切に対処することに期待する」「今後の良好な関係を願う」というニュアンスがあります。

そのため、「よろしくお伝えください」とは、「良い感じになるように伝えてください」をさし、主に来客後や商談後、相手と別れる際に用いられます。

「よろしくお伝えください」の注意点

「よろしくお伝えください」は、社交上の儀礼的な言葉として受け取られることもあります。その場にいない人にちゃんと好意を伝えたくて、「〇〇さまにもよろしくお伝えください」と言ったとしても、相手が律儀に伝えてくれるとは限りません。

不在の相手に対して確実に挨拶や伝言を届けたいのであれば、具体的な表現を使うかメールや電話をした方が賢明です。

「よろしくお伝えください」は目上の方には使える?

「よろしくお伝えください」は目上の人に使うこともできますが、間柄や言い回しには注意が必要です。

相手が上司など目上の人や地位の高い人である場合、「よろしくお伝えください」というフレーズを使う機会は少なくなります。

なぜなら、そこにいない第三者は相手よりも地位の高い人だということになり、あてはまる相手が少なくなるからです。

ただし、家族ぐるみの付き合いがあるケースは、「ご家族の皆さまにもよろしくお伝えください」「奥さまにもよろしくお伝えください」という表現は可能です。

「よろしくお伝えください」への返事の仕方

続いては、「よろしくお伝えください」への返事の仕方を説明していきます。

たとえば、取引先から自社の人間に対して「よろしくお伝えください」と言われた場合は、「かしこまりました」が一般的です。

返事に困って「はい」で終わってしまうのは少したどたどしい印象を持たれる可能性があります。「かしこまりました」のあとに「今後ともよろしくお願いいたします」「〇〇に申し伝えます」と一言付け加えるとスマートでしょう。

また、家族に「よろしくお伝えください」と言われた場合についてです。

家族ぐるみの親しい間柄であれば、「父も会いたがっておりました」「ぜひまたいらしてください」と笑顔で答えておくのが好印象。

一方、さほど親しくない関係であれば「ありがとうございます」で問題ありません。

関係性がわからず、返事の仕方に迷った際には、ビジネスでもプライベートでも

「かしこまりました」

「ありがとうございます」

がスタンダードな返事です。ぜひ、覚えておくとよいでしょう。

「よろしくお伝えください」の英語表現

英文でも「よろしくお伝えください」を用いることはあります。

ここでは、ビジネスシーンとプライベートの2パターンをまとめましたので、違いを含めてしっかりおさえておきましょう。

ビジネスシーン

ビジネスメールには汎用的に活用できる定型文があります。

いくつかパターンを覚えておくと応用できて便利ですよ。

特に仕事の場ではあまりくだけた表現は好ましくありません。きちんとした言葉と使い方をマスターしておきましょう。

Please say hello to Mr.(Ms.)~.(〇〇さんによろしくお伝えください)
Please say hello to everyone.(皆様によろしくお伝えください)

もっとも丁寧な言い方としては、「Please give my best regards to ~.」という表現もあります。プライベートでも使えますが、礼儀正しい印象を与えます。

目上の方や配慮すべき相手にはこちらを用いるのがベターです。

また、伝言を頼みたいときには

Please tell Mr.(Ms.)~ that I look forward to meeting you next month.(~様に、来月お会いできる日を心待ちにしていますとお伝えください)
Please give my best to your wife.(奥様にもよろしくお伝えください)
Please extend my greeting to everyone in your office.(職場の皆様によろしくお伝えください)

「Please tell〜 that」の定型文を覚えておくと応用がきくのでおすすめです。

プライベート

プライベートなメールの場合の「よろしくお伝えください」はシンプルな表現が使えます。

Say hi to Smith.(スミスによろしく伝えてね)
Tell your sister I said hi.(お姉さんによろしくね)

上記のように短い文でも気持ちは十分に伝わります。

「よろしくお伝えください」の言い換え

続いては「よろしくお伝えください」の言い換え表現を紹介していきます。

1.どうぞよしなにお伝えください

「よしなに」とは「よろしく」と同じ意味ですが、少し古風な印象を与えます。

商談や会議後のメールの文末や、目上の方との別れ際の挨拶で使うことができます。

例文本日はお目にかかれませんでしたが、〇〇部長にもどうぞよしなにお伝えください。

2.〇〇さまにも今度はぜひお目にかかりたいです

その場にいない第三者に直接的な表現で好意を示すことができる言い回しです。

「よろしくお伝えください」よりも具体的に好意を言葉にしているので、相手の耳に伝わりやすいかもしれません。しばらく会っていない相手との関係を保つためにも、ぜひ使い方を覚えておきましょう。

例文本日はありがとうございました。次回はぜひ〇〇様にもお目にかかりたいです。

「よろしくお伝えください」は実際にどう伝えるべき?

それでは実際に自分が「よろしくお伝えください」と相手に言われたら、どのように「よろしく」伝えたら良いのでしょうか。

本当に「〇〇さまがよろしくと言っていました」と伝える方もいらっしゃるでしょう。

良く伝えたいとばかりに「お元気で何より」「また会いたいとのことでした」など、とりあえず良さそうなことを付け加えることもありますよね。

とはいえ、実際のところ「よろしくお伝えください」自体には深い意味はありません。

大切なのは、相手が気にかけていたこと自体が伝わることです。

次のような表現がベターでしょう。

Aさまがよろしく伝えてくださいとのことでした。Bさまが、部長によろしくとおっしゃっていました。Cさまが帰り際に出てこられて、専務にくれぐれもよろしくお伝えください、とのことでした。

シーン別|「よろしくお伝えください」の例文

「よろしくお伝えください」は挨拶とセットで使われることの多いフレーズ。

ビジネスシーンだけでなく日常生活でも頻繁に使われています。

ここからは「よろしくお伝えください」がよく使われるシーンを紹介していくので、チェックしてみてください。

メールの締めくくり

「よろしくお伝えください」は、メールや文書の締めの言葉や結びとしてもよく目にします。たとえば、相手の家族に対して「ご家族の皆様にも…」「奥様にも…」といった文章です。

<例文>
またのご来店を心よりお待ちしております。ご家族の皆様にも、どうぞよろしくお伝えくださいませ。
先日はお忙しいところ、お打ち合わせの時間をいただき誠にありがとうございました。ご参加いただきました〇〇様にも、どうぞよろしくお伝えください。 

謝罪を伝える

挨拶だけでなく、「よろしくお伝えください」は謝罪の気持ちを伝える際にも活用できます。

<例文>
この度は急遽イベントが中止になったことを深くお詫び申し上げます。参加予定だった皆様にも、どうぞよろしくお伝えくださいませ。
貴重な機会にもかかわらず、この度は欠席となりましたこと、深くお詫び申し上げます。この件につきましては、後日必ずお詫びに伺います。 ほかの参加者の皆さまにも、どうぞよろしくお伝えくださいませ。

社交辞令として

「よろしくお伝えください」は特別な意味はなく挨拶感覚で付け加える人も少なくありません。いわゆる社交辞令です。社交辞令とは日常から行事や風習など、あらゆる場面での人付き合いにおいて、物事を円滑に進めるために発言することが望ましいとされている決まり文句。そのため、ビジネスの場では多用されるのかもしれませんね。

とはいえ、この場にいない相手に本気で伝えてほしくて口にしている場合もあるため、見極めが肝心です。

特に、取引先や上司など、大切な人から「よろしくお伝えください」と言われた場合は、社交辞令であってもきちんと伝えましょうね。

<例文>
〇〇さんもお元気でしょうか?どうぞよろしくお伝えください。

お見舞いの言葉

病気やケガをした人に対して、お見舞いの言葉として「よろしくお伝えください」が用いられることもあります。

<例文>
この度はご退院したとのこと、誠におめでとうございます。お祝いの気持ちを込めまして、心ばかりの品をお送り致しました。ご家族の皆様にも何卒よろしくお伝えください。

ただし、お見舞いの場合は注意が必要です。

「お大事にしてください」と伝えてほしい際に「よろしくお伝えください」を使うのは不適切です。

なぜなら、「(相手に)こちらの気持ちをうまく伝えてください」という意味になってしまうため、病気やケガの相手への心配や気遣いが弱くなってしまうからです。

そのため、「どうぞお大事にとお伝えください」とストレートに伝えるのがよいでしょう。

葬儀の周知やお悔やみの言葉

故人と関わりがあった人に対して、亡くなったことを周知する目的で使用することもあります。

<例文>
度々お見舞いいただきましたが、本日八時に亡くなりましたことをご報告致します。お手数お掛け致しますが、職場の皆様にもよろしくお伝えください。

故人のご家族に対するお悔やみの言葉として「よろしくお伝えください」と添えるケースも一般的です。

<例文>
私どもにできることがございましたら、何なりとお申しつけください。皆様にもどうぞよろしくお伝え願います。

あくまでも言伝の意味ですから、心遣いのひと言を先に添えるとよいでしょう。

御礼状

お世話になった方々への御礼状にも、「よろしくお伝えください」は頻出するフレーズです。特にビジネスシーンでは会社で関わりのあった人へ、まとめてお礼を伝えてもらう際などに重宝する一文です。ぜひ覚えておくとよいでしょう。

<例文>
この度は貴社のカンファレンスに参加させていただき、誠にありがとうございました。お世話になった〇〇部の皆様にも、よろしくお伝えください。

感謝の気持ち

気にかけてくれた人や何か自社のイベントなどに来てくれた相手に対して、感謝の気持ちを伝えるときにも「よろしくお伝えください」を添えるのもスタンダードな使い方です。

<例文>
今月中には退院できる運びとなりました。お心遣いのお花もありがとうございました。皆様にもよろしくお伝えくださいますよう、お願い申し上げます。
本日はお忙しい中ご出席いただき誠にありがとうございました。皆様にもよろしくお伝えください。

まとめ

今回の記事では「よろしくお伝えください」の意味やシーン別の例文を解説してきました。

今までは、社交辞令として気軽に「よろしくお伝えください」を多用していた方もいらっしゃるでしょう。

本記事の内容を読むことで、伝える相手やシチュエーションによって配慮が必要な言葉であることも、ご理解頂けたかと思います。

本来の意味と正しい使い方を心得ておけば、表現の幅が一気に広がるので、ぜひマスターしてくださいね。

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