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「いつもお世話になっております」の正しい使い方、注意点を解説!

社外の方にビジネスメールを書く際、最初の言葉を何にしようか迷うことありませんか?「いつもお世話になっております」という表現はよく使われるフレーズですが、使い所によっては誤用になってしまう場合があります。

この記事では「いつもお世話になっております」の正しい使い方、注意点、言い換え表現を解説します。周りと差をつけたいビジネスパーソン、就活生必見です。

「いつもお世話になっております」の正しい使い方

いつもお世話になっておりますの正しい使い方を解説します。例文もご紹介しますのでぜひ参考にしてください。

「いつもお世話になっております」の意味

「いつもお世話になっております」は取引先の相手や就活中の応募先企業などに向けて使う敬意表現で、対面(口頭)メール、手紙と幅広く使われています。特にビジネスメールでは頻繁に使われる挨拶の定型句(テンプレート)です。

意味としてはいつもお世話になっている旨を伝えるだけですので、言葉のままと言えます。

ちなみに「世話」という言葉には「相手のために骨を折る」「相手の面倒をみる」という意味がありますので、「いつもお世話になっております」というフレーズには「いつも私のために骨を折っていただき(時間を割いていただき)ありがとうございます」という意味になります。

対面での挨拶やメール・手紙での書き出しの言葉として「いつもお世話になっております」というフレーズを使うことで、日頃の相手への感謝を伝えつつ、本題に入りやすい導入を誘う効果を持っています。少し例文を見てみましょう。

「いつもお世話になっております」の例文

「いつもお世話になっております」を使ってビジネスメールを書く際の例文をご紹介します。

取引先の会社にメールを送る場合

株式会社〇〇 〇〇部 〇〇様

いつもお世話になっております。

株式会社〇〇の〇〇です。

先日はありがとうございました。

〇〇プロジェクトについて…

社内の人にメールを送る場合

〇〇部〇〇課 〇〇様

いつもお世話になっております。

〇〇部〇〇課 〇〇様です。

社内交流会の件ですが…

相手に依頼をする際のクッション言葉にもなる

「いつもお世話になっております」というフレーズは相手へ依頼、要求を伝える際のクッション言葉としての役割を持っています。下記の例文を見てみましょう。

クッション言葉を使わないケース

株式会社〇〇の〇〇です。

先日依頼しました議事録の共有をお願いいたします。

クッション言葉を使ったケース

いつもお世話になっております。

株式会社〇〇の〇〇です。

(お手すきの際に)先日依頼しました議事録の共有をお願いいたします。

このようにクッション言葉としての「いつもお世話になっております」があるとないとでは印象に大きな差が生じますよね。また相手へ何か頼み事をする際は「お手すきの際に」「申し訳ありませんが」といったクッション言葉を併用すると、より相手が受ける印象がよくなります。

「いつもお世話になっております」を使う際の注意点

ビジネスメールのテンプレートとして気軽に使える「いつもお世話になっております」というフレーズは使い所や相手を間違えると恥ずべき誤用になってしまいます。ここからは「いつもお世話になっております」を使う際の注意点を解説していきます。

「いつもお世話になっております」を使う相手に注意

「いつもお世話になっております」は使う相手を見極める必要があります。基本的に社外の人へメールを出す際に使われます。社内の人へのメール冒頭テンプレートとしては「お疲れ様です」が使われることが多いです。社内でも別部署でお世話になっている方がいるのであればその人向けに「いつもお世話になっております」と言うことは可能です。また大前提として「既に会ったことのある人」にしか使えません。想像してみましょう。今回のプロジェクトで初めてやり取りをする相手方の企業の人に「いつもお世話になっております」とメールに書いてしまうと、「え、初めて会話するのに。お世話した覚えなんてないのに」と思われてしまいます。初めてやり取りをする際は「お世話になります」という表現を使いましょう。

「お世話になっております」と「お世話になります」との違いを解説

上記で触れたように「お世話になっております」は現在お世話になっている、または過去お世話になったことがある方へ向けて送る言葉です。人によって「お世話になったかどうかの基準」は異なるのではないかと思う人もいるでしょう。プロジェクトは一緒だったけど全然絡みがなかったなという方には「お疲れ様です」「ご無沙汰しております」という表現がおすすめです。

対して「お世話になります」というフレーズはやり取りをしたことがない、これからお世話になる方へ向けて送る言葉です。初対面の挨拶の時によく使われます。

これら2つのフレーズが指す時系列を把握しておくことで、ビジネスシーンで役立つこと間違いなしです。

やり取りの頻度で表現を変える。

「いつもお世話になっております」というフレーズは相手とのやり取りの頻度によって表現を変えることが望ましいです。というのも毎日何通もやり取りをしている相手に対して、毎回メールの冒頭に「いつもお世話になっております」と書くのはしつこく捉えられてしまいますよね。同じ相手に対しては2日〜3日やり取りをしない期間ができたら1回「いつもお世話になっております。」というくらいがちょうど良いです。やり取りの頻度が多い相手には「お疲れ様です」、「ご返信ありがとうございます」、「ご連絡ありがとうございます」といったフレーズを使った方が適切です。

また、以前やり取りがあって1ヶ月ぶりに連絡をとるといった久しぶりに連絡する場合は「ご無沙汰しております」という表現がおすすめです。

目上の方に「お世話様です」はNG

「いつもお世話になっております」「お世話になる」というフレーズは目上の方に使える敬意表現ですが、「お世話様です」は自分より目下の人間に使う言葉ですので不適切です。失礼にあたります。他にも目上の方と目下の人で使い分ける必要があるビジネスフレーズを紹介しますのでぜひ参考にしてください。

相手の立場が上の場合相手の立場が下の場合
お疲れ様ですご苦労様です
お供させていただきますご一緒します
大変勉強になりました大変参考になりました
承知しました了解しました

「いつもお世話になっております」の言い換え表現を紹介

ここからは「いつもお世話になっております」の言い換え表現をご紹介します。ケース別に”このフレーズも使えます”という例を出していくので、あなたの語彙力の向上に役立ちます。

相手が毎朝メールチェックをしていることがわかっている場合

相手が毎朝メールチェックを行っていることがわかっている場合は「おはようございます」というフレーズを使っても良いです。というのも「いつもお世話になっております」という言葉の挨拶としての一面と意味合いが一緒だからです。朝会社の人に会ったらあなたは真っ先に何をしますか?基本的に「おはようございます」と挨拶から始まりますよね。ですので1日の最初に送るメールとして「おはようございます」と言い換えても差し支えないのです。

以前やり取りがあった相手と久しぶりに連絡をとる際

1年前に一緒のプロジェクトでお世話になった人と連絡をとりたい。そういった場合には「ご無沙汰しております」というフレーズが適切です。「ご無沙汰しております」だけでは足りないほどの恩を感じている相手であれば”大変”というフレーズを付け加えて「大変ご無沙汰しております」と変えてみましょう。相手に感謝の気持ちが十分伝わるはずです。

上記以外にも”その節”という語句を使って「その節は(大変)お世話になりました」とすることもできます。こちらは「いつもお世話になっております」の言い換え表現として覚えやすいと思うのでおすすめの表現です。

取引先の企業(相手)への日頃のお礼を表現する場合

取引先に送るメールのテンプレートとして「いつもお世話になっております」と送るのであれば下記の表現もおすすめです。

・「いつもご愛顧(あいこ)いただきありがとうございます」

・「いつもお引き立ていただきありがとうございます」

「ご愛顧(あいこ)」という言葉は「ひいきにしてもらう」「目にかけてもらう」という意味を持つ”愛顧”の敬意表現です。上記2つの表現には「いつも私たちと取引していただいてありがとうございます」というメッセージが込められています。

具体的なお礼を伝えたい場合

以前お世話になった件に対して具体的な内容に触れて感謝の言葉を述べる際は「このたびは〇〇の件で大変お世話になりました」という表現がおすすめです。相手からしたら漠然と感謝を伝えられるよりも、こんなに明確に面倒をみてあげたことを覚えてくれていたんだと嬉しく思うでしょう。また詳しく書いていたら本文に入れないよという方は「先日は大変お世話になりました。」とひとまとめにするのも良いでしょう。

チームだけでなく個人的な付き合いもある場合

チームでの活動だけでなく、個人的な付き合いもある場合は「日頃のお心遣い、心より感謝申し上げます」「日頃、何かとお力添えいただき、誠にありがとうございます」という表現がおすすめです。”日頃”という表現が”いつも”という言葉よりも丁寧で相手に敬意を払うこともできます。

「いつもお世話になっております」の英語表現

近年海外の方と仕事する機会が急激に増え、言語間でコミュニケーションが難しいという事例が増えています。共通語である英語でどう冒頭の挨拶を表現するか確認しておきましょう。

最初に断っておくと、「いつもお世話になっております」に該当する英語表現はありません。ですが言い換え表現で紹介したような代用できるフレーズがありますので、ぜひそちらを参考にしてください。

取引先へメッセージを送る場合

「いつもご愛顧(あいこ)いただきありがとうございます」と同様の意味を伝える際に以下のフレーズが使えます。

Thank you for your assistance always.

読み:センキュー フォア ユア アシスタンス オールウェイズ

意味:いつもご愛顧いただきありがとうございます(いつもご支援いただきましてありがとうございます)

Thank you for your continued business.

読み:センキュー フォア ユア コンティニュード ビジネス

意味:いつもご愛顧いただきありがとうございます(変わらぬご支援をいただきありがとうございます。)

以前お世話になった時のお礼を伝える場合

以前お世話になった方へお礼の旨を伝える際は下記の表現がおすすめです。

Allow me to thank you for the other day’s meeting.

読み:アロウ ミー トゥ センキュー フォア アザー デイズ ミーティング

意味:先日の会議ではありがとうございました。

Thank you for visiting us the other day.

読み:センキュー フォー ヴィジティング アス ジアザーデイ

意味:先日はお越しいただきありがとうございました

まとめ

いかがだったでしょうか?「いつもお世話になっております」は口頭、手紙、メールなど幅広いシーンで使われる挨拶表現です。会話の最初、文の最初に置くことで相手への日頃の感謝、敬意をまとめて表現することができます。注意しなければならないのは「現在お世話になっている」または「過去にお世話になっていた」場合は”お世話になっております”を使い、「これから(未来で)お世話になる」場合は”お世話になります”と言い換える必要があることです。この時系列の差を把握しておくことで重要なシーンで恥ずかしい思いをする心配がなくなります。ケースによっては「おはようございます」「ご無沙汰しております」など別の表現へ言い換えることもできるので、ぜひ覚えて使ってみてください。

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