現在、営業職として働いている人は、毎日朝から夜遅くまで営業活動に励んでいることかと思います。
時には、休日にお客様の電話対応や打ち合わせに出かけることもあるのではないでしょうか。
営業職の人に聞きます。今の仕事はツラいと感じますか？
この問いに対して、ほとんどの人が「ツライ」と答えるでしょう。
営業職をツライと感じながら働いている人は沢山います。もし、あなたが辞めたいと考えているのであれば、思い切って辞めてしまっても良いのではないでしょうか。
私も営業職で数年間働いていた経験がありますが、とてもツラかった記憶を今でも鮮明に覚えています。
そして、現在は営業職ではないのですが、営業職を辞めたことに全く後悔していません。
今回は、「営業を辞めたい」と考えている人に向けて、辞めるとどんな生活が待っているのか解説します。
この記事で分かることは、以下のとおりです。
・営業職を辞めてよかったこと
・辞める人が多い営業会社とは
・営業職を辞めてもよいとは
営業を辞めたいのは甘えなのか？
結論から言うと営業を辞めたいというのは、甘えではありません。
多くの職業の中で、営業はとくに厳しい仕事だということは確かです。
毎日の仕事で「ノルマを達成しなければならない」という会社や上司からのプレッシャーに耐え、時には夜遅くまで残業する日もあります。
このように営業職で働いている人は精神的にも肉体的にもツラい仕事と言えるでしょう。
あなたが営業職を辞めたいと考えているのであれば、自分から行動する必要があります。
営業を辞めたいと考えている方の背中を押すためにも、次に営業を辞めてよかったと思えることを紹介します。
営業を辞めることは決して甘えではないので、本当にツラいと感じているのであれば、自分から行動していきましょう。
営業を辞めてよかった思えること10選
それでは、次にツラい営業を辞めてよかったと思えることをご紹介します。
現在、ツラい営業で働いている方も、営業を辞めることで今回紹介する辞めてよかった事が実感できるかもしれません。
営業をやめてよかったと思えることは、以下のとおりです。
・仕事のプレッシャーから解放された
・夏は熱いスーツを着る必要がなくなった
・電話でのやり取りが少なくなった
・上司からの圧力がなくなった
・転勤する機会が減った
・実績を出さなくても評価されるようになった
・携帯の着信音が嫌にならない
・人間不信が改善した
・取引先にペコペコしなくならなくなった
・嘘をつく必要がなくなった
それぞれ解説していきます。
仕事のプレッシャーから解放された
一番営業を辞めてよかったと実感できることは、仕事からのプレッシャーに解放されたことです。
営業職として働くと毎日の仕事に実績というプレッシャーがかかります。
そのため、仕事に出勤すると考えただけでも精神的に疲れてしまう方も多いです。
営業職を辞めることで、実績というプレッシャーから解放された日々を送ることができます。
夏は熱いスーツを着る必要がなくなった
営業職の場合、太陽が照りつける真夏日でもスーツを着て取引先を周らなければならないこともあるでしょう。
そのため、毎日スーツは汗でびしょびしょに濡れてしまい不快感を感じながら仕事をすることになります。
営業職を辞めることで、暑い夏にスーツを着る必要がなくなり、ワイシャツなど風通しの良い軽装で仕事をすることができるようになるでしょう。
電話でのやり取りが少なくなった
営業職をしていると電話でのやり取りするケースが多くあります。
たとえ休憩中や休日だとしても、「取引先からの着信があれば、すぐに電話に出ろ」と上司に指導されることでしょう。
営業職を辞めることで、電話の鳴る回数が減り電話から解放されます。
上司からの圧力がなくなった
営業職の特徴は圧力の強い上司が在籍していることです。
営業職という職業は実績を出さなければ意味がありません。
そのため営業職で育ってきた上司は、実績にとてもシビアになります。なので、実績が出ていないと、上司からの実績圧力がとても強いケースが多いです。
営業職を辞めることで、プレッシャーをかけてくる上司がいない環境で働くことができ、上司からのプレッシャーから開放され、仕事でのストレスが減ります。
転勤する機会が減った
営業職は多くの職業の中で転勤の回数が多い傾向にあります。
営業職というのは年度が変わるタイミングの3月頃に大きな人事異動があることが多いです。
そのため、多い人だと年に1回転勤している人もいます。
転勤というのは、自分が慣れている生活環境や仕事の環境が大きく変わるので精神的なストレスです。
営業職を辞めることで転勤する機会も減り、仕事以外の私生活においても落ち着いた環境で過ごすことができるでしょう。
実績を出さなくても評価されるようになった
営業職はどんなに頑張って働いたとしても実績が出なければ評価されることはありません。
そのため、夜遅くまで残業して働いてたとしても上司から褒められることはないでしょう。
しかし、営業職以外の会社であれば、実績を出さずとも残業するぐらい仕事に集中して取り組んでいれば、それだけで上司から評価されます。
営業職を辞めることで実績を出さずとも評価されるので、昇給しやすくなる可能性も十分に考えられるでしょう。
携帯の着信音が嫌にならない
営業職をしている人で携帯の着信音が苦手と思っている方も多いのではないでしょうか。
先ほど少しお伝えしましたが、営業職をしていると携帯の着信音にはとても敏感になります。
なぜなら、大事な取引先からの連絡の可能性があるからです。
大事な取引先からの連絡に出れなかった場合、競合他社に契約を取られてしまう可能性があるため、休みの日だとしても携帯の着信には出る必要があります。
そのため、携帯の着信音は仕事の音と脳にインプットされ嫌いになる人が多いのです。
営業職を辞めることで、携帯の着信が鳴ってもすぐに対応する必要がなくなるため、着信音嫌いから解放されることでしょう。
人間不信が改善した
営業職をしていると人間不信になりがちです。
なぜなら、取引先と話が順調に進んでいたとしても突然契約を切られてしまったり、一緒に働いている会社の仲間に自分の実績を横取りされてしまったりする経験をするからです。
しかし、営業職を辞めることで、そうした人間不信になる要因がなくなるため、人間を素直に信用することができます。
取引先にペコペコしなくならなくなった
営業職で働いている多くの人は、自分の立場が低いと実感しているでしょう。
なぜなら、営業職は取引先で腰を低くして相手に気を使い、頭を下げてお願いすることが仕事だからです。
営業職というだけで自分の立場を低くしてしまうため、自信を無くしてしまったりネガティブな思想になってしまったりする人もいます。
そんな人は営業職を辞めることで、自分に自信を持つことができ堂々とした生活を送ることができるでしょう。
嘘をつく必要がなくなった
営業職をしていると自分の顧客に対して提供するサービスや商品をより良く見せる必要があります。
そのため、相手のメリットになるようにデメリットの言い回しを変えたり、時には本心ではないことも伝えたりすることもあるでしょう。
営業職をしている人は、自分の本心ではないことを言うことで、相手に対して罪悪感を覚える人も多くいます。
そのような人は、営業職を辞めることで相手の弱みに付け込んだり、自分の本心ではないことを言ったりして罪悪感を感じる機会が減ります。
営業を辞めてよかったと思える人
現在、営業職で働いていて仕事がとてもツラいと感じている人は、今の仕事にこだわる必要は全くありません。
しかし、漠然と営業職を辞めたいと考えるのではなく、なぜ自分が営業職を辞めたいと考えているのかを明確にする必要があります。
営業職がツラいと感じる理由を明確にすることで、自分が仕事に対して何をしたくないのかを知ることができ、次の転職先や将来の仕事選びに大きく役に立つからです。
こちらでは、営業職を辞めたいと考えている人はどんな人なのか、また辞めて良かったと思える人はどんな人なのかを紹介します。
営業職を辞めてよかったと思える人は、以下のとおりです。
・数字を意識すると疲れてしまう人
・他にやりたいことが見つかった人
・人と話すのに疲れてしまった人
・実績を出さなくても安定した給料がほしい人
・プライベートを優先したい人
・無駄な残業をしたくない人
数字を意識すると疲れてしまう人
営業職を辞めてよかったと思える人は、数字を意識することに疲れてしまった人です。
営業として働いていると常に数字を意識する必要があります。
そのため、数字の計算が苦手な人や数字を見るのに疲れてしまった人は営業職を辞めることで数字から解放され気持ちがスッキリすることでしょう。
他にやりたいことが見つかった人
営業職以外に他にやりたいことが見つかった人は、営業職を辞めても後悔することはないでしょう。
営業職は給料が良かったり、コミュニケーションスキルが磨かれたりなどメリットもたくさんある良い職業ですが、他にやりたいことが見つかったのであれば、そのまま営業職で働く必要はありません。
自分のやりたいことを目指して前向きに活動すると良いでしょう。
人と話すのに疲れてしまった人
人と話す事に疲れてしまった人は、営業職を辞めてよかったと思えるでしょう。
営業職は人との関わりが仕事において一番大切です。
そのため、人と話すのに疲れてしまったら営業職で実績を出していくことは難しいと言えます。
営業職を辞めて、人と話す機会が少ない仕事に就職してみると、仕事のストレスが軽減されることでしょう
実績を出さなくても安定した給料がほしい人
営業職は給料がもらえる職業でもあり、給料が安定しない職業でもあります。
営業会社は実績を出すことで給料が貰えるところが多く、実績が出ない月には給料が少なくなる傾向があります。
なので、実績がでなかったとしても安定した給料を貰いたいと考えているのであれば、営業職を辞めても後悔はしないでしょう。
プライベートを優先したい人
仕事よりもプライベートを優先したい人は、営業職を辞めてよかったと思えるでしょう。
営業職の場合、休みの日だとしても取引先から連絡があれば、電話に出なければなりません。
そのため、人によっては休みの日でも仕事のことが頭から離れないため、プライベートを充実させることは難しいです。
プライベートを優先して考えたい方は、営業職を辞めたとしても後悔することはないと思います。
無駄な残業をしたくない人
無駄な残業をしたくない人は、営業職を辞めてもよかったと思えるでしょう。
営業職では実績を出すため夜遅くまで残業する可能性があります。しかし、何時間残業をしたとしても必ず実績が出るとは限りません。
一方で、事務作業や工場勤務での勤務は、基本的に定時に終わらなかった場合のみ残業して仕事をします。
そのため、残業をする意味を見つけたいと考えている人は、営業職を辞めても後悔はしないでしょう。
営業経験は色んな業種で活かすことができる
営業職から転職を考えている人に伝えたいことは、営業職で培ってきたスキルや経験は営業職以外の仕事でも大きく役に立つことです。
営業職の経験がある人は、コミュニケーションスキルが高く仕事の目標を意識して前向きに行動している人が多くいます。
そのため、多くの企業では営業経験をしている人材を優秀な人材として考えています。
自分がやりたい仕事が営業職とは関係なくても、今の営業職のスキルを次の転職先に役に立たせることができるでしょう
「営業を辞めてよかった」についてまとめ
今回は営業をやめてよかったことについてまとめました。
営業という仕事は、多くの仕事の中でもとくに肉体的にも精神的にもツラい仕事と言えます。
そのため、営業職を辞めたいと言う考えは、決して甘い考えではなく普通の考えです。
もし今あなたが営業を辞めたいと考えているのであれば、なぜ営業を辞めたいのかを明確にし、今の環境から抜け出すために自分から行動するようにしましょう。
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