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履歴書に実用英語技能検定(英検)を書くときのポイント|どのくらいのレベルが推奨?

履歴書の資格欄に書くものの中で人気が高いのが英検です。中学や高校から入学試験のために英検を受けた方は多いのではないでしょうか?業種を問わず、就活、転職、パート・アルバイトの履歴書に書ける資格ですが、書き方のルールや、書いて選考が有利になるレベルが存在します。

この記事では、履歴書に実用英語技能検定(英検)を書くときのポイントを解説しています。記事の後半では、 TOEICとの違いも解説しているので、ぜひ参考にして下さい。

履歴書に実用英語技能検定(英検)を書くときのポイント

英検は、公益財団法人日本英語検定協会が主催する資格試験です。正式名称は「実用英語技能検定」と言います。筆記、面接(3級以上)によって英語力を測るための試験で、学生から社会人まで幅広い方に人気の資格試験です。ここでは、英検を履歴書の免許・資格欄に書く際のポイントを解説します。

必ず正式名称を書く

英検は言いやすく省略した形なので、免許・資格欄に記入する際は、実用英語技能検定という正式名称を書きます。英検という名前が広く知れ渡っていますが、ビジネスの場では、正式名称を使いましょう。

英検以外にも、漢検や宅建、自動車免許も省略せず正式名称を書かなければなりません。履歴書によく書かれる免許・資格の正式名称をリストアップしたので、ぜひ参考にしてください。

▼履歴書でよく見られる免許・資格の正式名称

免許・資格の略称免許・資格の正式名称
普通普通自動車第一種免許
準中型準中型自動車第一種免許 
中型中型自動車第一種免許 
大型大型自動車第一種免許
大特大型特殊自動車免許
原付原動機付自転車免許
普自二普通自動二輪車免許
大自二大型自動二輪車免許
小特小型特殊自動車免許
普二普通自動車第二種免許
中二中型自動車第二種免許
大二大型自動車第二種免許
大特二大型特殊自動車第二種免許
牽引免許
引二牽引第二種免許
英検実用英語技能検定〇級
漢検日本漢字能力検定〇級
TOEICTOEIC Listening&Reading Test 〇点
FP〇級ファイナンシャル・プランニング技能士 
簿記日本簿記検定〇級日本商工会議所簿記検定〇級
宅建宅地建物取引士
秘書検定秘書技能検定〇級
MOS WordMicrosoft Office Specialist  Word
MOS ExcelMicrosoft Office Specialist Excel
教員免許(幼稚園)幼稚園教諭(一種・二種・専修)免許状
教員免許(小学校)小学校教諭(一種・二種・専修)免許状
教員免許(中学校)中学校教諭(一種・二種・専修)免許状(教科)
教員免許(高等学校)高等学校教諭(一種・専修)免許状(教科)

2級以上の資格を書く

レベル
5級中学校初級
4級中学校中級
3級中学校卒業
準2級高校中級
2級高校卒業
準1級大学中級
1級大学上級

英検には、さまざまな等級があり、1級が1番レベルの高いものになっています。就職活動や転職活動で履歴書に英検を書く際は、2級以上のものを書きましょう。高卒・大卒に関わらず、高校卒業程度の英語力が備わっていることの証明でなければ、履歴書に記載してもアピールになりません。

高校受験では3級や準2級でも通じますが、社会に出る上で自信を持ってアピールするには2級以上がおすすめです。

取得年月日は正しいものを書く

取得年月日を記載する際は、正しい取得(合格)日付を記載しましょう。うろ覚えで書いてしまうと虚偽の申告と捉えられることがあります。取得年月を間違えたところで、会社にそこまで影響は出ませんが、「しっかり確認せず物事を進める」「いい加減な仕事をする」といった印象を抱かれるので、バレたときに信頼が低下します。企業が合格証明書の提出を求めることはまずありませんが、これからの仕事ぶりに直結するため、正しいものを記載しましょう。

いつ試験を受けたのかわからない場合は、合格証書で確認できます。合格証書を紛失してしまった場合は、1,100円で再発行が可能です。

有効期限は存在せず、5年前、10年前に取得した場合でも履歴書に記載できるので、合格の年月は気にしなくても大丈夫です。

英検とTOEICの違い

英検同様に、履歴書によく書かれる資格として、TOEICがあります。990点満点で、リスニング力とリーディング力が試される試験です。英検と違って等級はなくスコアで評価され、スコアが高いほど英語力が優れていることの証明になります。英検が国内向けなのに対して、TOEICは世界中で認知されている試験なので、外資系企業への就職に有利です。

そのため、国内企業を受けるのであれば英検とTOEICどちらでも良いですが、外資系、海外の企業へ応募する際はTOEICスコアという風に使い分けましょう。

どのくらいのレベルが推奨される

英検やTOEICは、履歴書によく書かれる資格ですが、どれくらいのレベルが推奨されるのでしょうか?答えからいうと、英検は2級以上、TOEICは600点以上です。

ただし、前提としてこれらの資格・スコアは、英語が業務で求められる企業のみでアピールできるものです。英語をほとんど使わず、海外の人とビジネスをする機会のない企業では、有効なアピールにはなりません。

英検のレベル

レベル特徴
3級中学校卒業就活や転職活動で使われることはほぼない。(中卒応募者であればアピールに繋がる可能性あり)
準2級高校中級高校中級程度の英語力があるため、英語力の研鑽に時間を費やしたアピールになる。しかし、ビジネスの場で使うには英語力不足の面が目立つ。
2級高校卒業高校卒業程度の英語力があるため、高卒・大卒に限らず、アピールポイントになる。ただし、ビジネス用語を早いテンポで回す高度なトークは厳しいことが見込まれるため、国内企業へのアピール向き。
準1級大学中級2級よりも優れた英語力を有し、海外赴任を狙えるレベル。国内、外資系企業へのアピールポイントになる。
1級大学上級英語のスペシャリストともいえる資格。極めて高度な英語力を有しており、積極的にアピールできる。

上記の表で解説したように、英検2級は高校卒業程度の英語力を指します。つまり、それよりも下位の準2級以下は高校中級以下の実力に該当するため、ほとんどアピールポイントにはなりえません。

英検2級の合格は高校卒業程度の英語力を必要とするため、高校在学中か、大学入学後まもなくに試験を受けるのがおすすめです。一般的な大学では、英語の授業が卒業に必須の単位に設定されることが多いですが、英語の授業は週に2回程度です。授業時間が高校の時よりも伸びますが、高校生のころよりも、英語に触れる機会が減ります。自主的に勉強しないと合格が難しくなっていくため、履歴書に書いてアピールできるよう、早いうちに取得しておきましょう。

取得難易度

取得難易度
3級中学校卒業レベルの英語力が必要。4級までは1次試験のライティングのみだが、3級からは2次試験の面接が追加される。高校生であれば、合格は難しくないレベル。
準2級高校中級レベルの英語力が必要。しっかりと授業の予習と復習をこなしていれば合格は難しくない。高校1〜2年生くらいで習得できるレベル。
2級高校卒業レベルの英語力が必要。覚えなければならない単語は5,000語を超え、しっかりと対策を立てなければ合格が厳しくなってくる。
準1級大学中級レベルの英語力が必要。社会で使われる英語が出題されるため、より複雑な英語力が求められる。英語専攻でないと合格が難しくなる。
1級大学上級レベルの英語力が必要。英検の中で最も位が高く、難しい。合格率は10%ほどで、1度で合格するのは厳しいレベル。

大卒で就職活動をする場合は、2級の取得がおすすめです。準1級からは相当の勉強量がないと合格が厳しくなります。英語を専攻していても厳しいレベルです。もちろん外資系企業で働きたい、英語を使う仕事がしたい、海外赴任がしたい方は準1級や1級の取得を目指した方が良いですが、とりあえず履歴書に書ける資格を残しておきたい方は、2級の取得を目指しましょう。

TOEICのレベル

TOEICは600点以上が推奨と説明しましたが、これは英検2級相当、つまり高校卒業レベルの英語力を必要とするからです。英検が筆記、リスニング、面接という試験形態なのに対し、TOEICは、リーディングとライティングで英語力を測ります。目安でしかありませんが、600点前後が英検2級、800点前後が英検準1級、900点前後が英検1級相当と言われているため、応募先企業が何点以上のスコアを持つ人材を求めているのか必ず調べましょう。

取得難易度

TOEICは英検のように合格、不合格という結果が出るのではなく、スコアによって評価されます。600点前後であれば高校卒業レベルで取得でき、大学で英語を積極的に磨いていくと、700点、800点、900点とスコアが伸びていきます。TOEIC900点前後になると、相当難易度は高く、複雑な英語力が必要になりますが、英語が必要になる職場では即戦力といっても過言ではありません。

英検・TOEICは選考に影響する?

答えからいうと、英語を使う企業では影響します。例えば業務に英語が必要な企業に、英検1級やTOEIC900点ほどの英語力を持つ応募者と、特に語学系の資格を持たない応募者の2人がいたとします。もちろん自己紹介や自己PRも重要ですが、内容が似通っていた際は、前者の方が面接で話を聞きたい、と思いますよね。大企業の採用担当者は、1日何十人、何百人という応募者の履歴書をチェックしなければならないため、位の高い級や、高いスコアで目が留まりやすくなるのはメリットです。

逆に英語を必要としていない企業では、努力できる人なのだなと思われる程度で、選考が有利になる可能性は下がります。

免許・資格欄に書くことが全てではないので、あくまで似通った応募者がいた際に差別化できるポイントになると考えておきましょう。

英検とTOEICどちらを受けるべきか

ここまで英検とTOEICに関して解説してきましたが、結局どちらを受けるべきなのでしょうか?

答えからいうと、就活・転職のためならTOEIC、英語の総合力アピール、内申点、試験免除のためなら英検がおすすめです。

グローバル化が進む日本において、国内外の認知があるTOEICの方が、より多くの企業でアピールできます。英検では等級で表されるため、人によって若干能力に幅があります。しかし、TOEICはスコアがそのまま評価されるので、ピンポイントで英語力を測る指針になります。

応募先企業の求める英語力を調べておく

英検の級や、TOEICのスコアを履歴書に記載する場合は、応募先企業がどれくらいの英語力を持つ人材を求めているのか、前もって調べておきましょう。自分では高いと思っている級やスコアでも、企業によっては、合格ラインに足りないことがあります。国内企業では英検2級やTOEIC600点がアピールポイントでも、英語が話せて当たり前の外資系企業では、低いと評価される可能性があるのです。

応募者と採用担当者の間でギャップを生まないためにも、会社説明会や座談会で質問をしておきましょう。もし自分がその基準に達していない場合は、履歴書の免許・資格欄に英検・TOEICスコアを記載することは控えたほうが無難です。

まとめ

履歴書の免許・資格欄に英検を書く場合は、「実用英語技能検定」という正式名称で記載することに注意しましょう。これは英検だけでなく、他の免許・資格にも共通して言えることです。

英検は2級以上でなければ、就活、転職でアピールポイントにはなりえないので、それよりも下位の級を書くことはおすすめしません。企業が求める基準に達していないと、英語力が低いと評価されてしまいます。

TOEICで高スコアを有しているのであれば、そちらも履歴書に記載しましょう。国内企業であれば600点、外資系企業であれば700点以上が記載できる最低ラインです。

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