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履歴書に民間資格を書く際の注意点|国家資格との違いも解説

民間資格と国家資格の違いをご存じでしょうか?法律によって定められている「業務独占資格」「名称独占資格」「設置義務資格」を国家資格として、それ以外の資格は全て民間資格に分類されます。この記事では、就職活動・転職活動における民間資格と国家資格の取り扱いについて解説します。

国家資格と民間資格の違い

民間資格と国家資格の違いは、国の法律で指定されているかどうかです。国家資格は「業務独占資格」「名称独占資格」「設置義務資格」の3種類に分類され、職業によっては、国家資格がないと業務を遂行したり、名乗ることができません。

国家資格の特徴

国家資格とは、上述の通り、「業務独占資格」「名称独占資格」「設置義務資格」に分かれる資格です。なぜこのように分類されるかというと、人の命や健康、財産といった人生に深く関わる業務をするからです。国家資格は一定の知識・技術を持っていることを国に認めてもらった証拠になります。病院で手術を受ける際や、弁護士を雇う際は、客としては国から業務の許可を得た人の方が安心できますよね。下記に国家資格の一覧を記載します。

▼国家資格一覧

衛生工学衛生管理者試験移動式クレーン運転士園芸装飾技能士アプリケーションエンジニア試験
玉掛作業者足場の組立て等作業主任者運行管理者エネルギー管理士
ウェブデザイン技能検定アマチュア無線技士あん摩マッサージ指圧師試験一般計量士
医師試験栄養士液化石油ガス設備士衛生管理者試験
運航管理者(航空機)エックス線作業主任者エンベデッドシステムスペシャリスト試験応用情報技術者試験
乾燥設備作業主任者看護師試験管理栄養士海技士(通信・電子通信)
海事代理士試験管理業務主任者試験貸金業務取扱主任者菓子製造技能士
型わく支保工の組立て等作業主任者ガンマ線透過写真撮影作業主任者海技士(機関)海上無線通信士試験
海上特殊無線技士試験環境計量士(濃度関係/騒音・振動関係)海技士(航海)火薬類(製造・取扱)保安責任者
介護福祉士試験学校図書館司書教諭高圧ガス移動監視者技術士(補)試験
高圧ガス販売主任者救命艇手試験義肢装具士試験学芸員(補)試験
ガス主任技術者高圧室内作業主任者建築士試験行政書士試験
言語聴覚士試験競輪選手クリーニング師試験航空管制官
競艇選手航空整備士高等学校卒業程度認定試験(旧大学入学資格検定:通称大倹)国立国会図書館職員
建設機械施工技士管工事施工管理技士危険物取扱者高等学校教諭普通免許状
キャリアコンサルタント航空運航整備士工事担任者試験建築物環境衛生管理技術者(通称「ビル管理技術者」「ビル管理士」)
警備業務検定(警備員検定)高圧ガス製造保安責任者公認心理師航空工場整備士
航空機関士原子炉主任技術者建築物等の鉄骨の組立て等作業主任者建築設備検査員(旧建築設備検査資格者)
気象予報士試験小型船舶操縦士機関当直3級海技士(機関)旧司法試験
基本情報技術者試験コンクリート破砕器作業主任者騎手(日本中央競馬会)航空工場検査員
広告美術仕上げ技能士きゅう師試験公害防止管理者クレーン運転士
公認会計士試験建築施工管理技士試験金融窓口サービス技能士試験救急救命士試験
コンクリート造の工作物の解体等作業主任者船橋当直3級海技士(機関)自動車の整備管理者作業療法士試験
ソフトウェア開発技術者(※廃止)ショベルローダ等運転技能者上級システムアドミニストレータ試験職業訓練指導員
臭気判定士総合無線通信士試験消防設備士司法書士試験
飼料製造管理者食品衛生管理者車両系建設機械運転技能者自動車検査員
造園施工管理技士船舶に乗り組む衛生管理者事業用操縦士(飛行機・回転翼)造園技能士
社会保険労務士試験測量士試験製菓衛生師診療放射線技師試験
視能訓練士試験自動ドア施工技能士獣医師試験助産師試験
自動車整備士税理士試験消防設備点検資格者酸素欠乏危険作業主任者
船内荷役作業主任者自家用操縦士(飛行機・回転翼)情報処理安全確保支援士司法試験
社会福祉士試験作業環境測定士情報セキュリティマネジメント船橋当直3級海技士(航海)
情報セキュリティスペシャリスト試験柔道整復師試験自家用操縦士(滑空機・飛行船)歯科衛生士試験
システムアーキテクト試験システム監査技術者試験食品衛生責任者歯科医師試験
浄化槽管理士小学校教諭普通免許状浄化槽設備士情報セキュリティアドミニストレータ試験
測量士補試験司書(補)試験潜水士精神保健福祉士試験
自動車運転者歯科技工士試験昇降機検査資格者商品装飾展示技能士試験
土地区画整理士技術検定土地家屋調査士試験電気主任技術者試験電験3種通信講座
土止め支保工作業主任者テクニカルイラストレーション技能士特定化学物質等作業主任者特定高圧ガス取扱主任者
電気通信主任技術者試験中小企業診断士試験特定建築物調査員(旧特殊建築物等調査資格者)テクニカルエンジニア(データベース)試験
通関士土地改良換地士試験調理師知的財産管理技能士
調教師(日本中央競馬会)通訳案内業電気工事施工管理技士電気工事士試験
定期運送用操縦士(飛行機・回転翼)デリック運転士土木施工管理技士調理技術審査/調理技能検定
テクニカルエンジニア(システム管理)試験データベーススペシャリスト試験中学校教諭普通免許状宅地建物取引主任者(宅建登録販売者(一般医薬品)試験)試験
登録販売者(一般医薬品)試験内燃機関海技士ネットワークスペシャリスト試験パン製造技能士
ピアノ調律技能士フラワー装飾技能士試験ボイラー据付工事作業主任者試験普通第1種圧力容器取扱作業主任者
ボイラー整備士試験放射線取扱主任者プロジェクトマネージャ試験フォークリフト運転技能者
不動産鑑定士試験ファイナンシャル・プランニング技能士試験ボイラー溶接士試験保健師試験
保育士資格廃棄物処理施設技術管理者ボイラー技士試験(1級、2級、特級)はり師試験
美容師試験弁理士試験保育士採用試験ボイラー取扱者試験
木造建築物の組立て等作業主任者マンション管理士(マン管)木材加工用機械作業主任者水先人
薬剤師試験幼稚園教諭普通免許状有機溶剤作業主任者レストランサービス技能士
理学療法士試験労働安全コンサルタント陸上特殊無線技士試験臨床検査技師試験
臨床工学技士試験理容師試験揚貨装置運転士林業架線作業主任者
労働衛生コンサルタント陸上無線技術士試験旅行業務主任者/旅行業務取扱管理者ITストラテジスト試験
ITパスポート試験ITサービスマネージャー試験

民間資格の特徴

民間資格は、民間の組織が主催する資格全てを指します。国家資格以外の資格と思って良いでしょう。例えば英検(実用英語技能検定)やMOSといった身近にある資格試験は、実は民間資格に該当します。

履歴書に書くべき免許・資格

国家資格、民間資格どちらも履歴書に書けますが、国家資格には業務独占資格がある関係上、重要度は国家資格の方が高く、信頼度は国家資格の方が上です。しかし、重要なのは応募先企業の業務に関係するかどうかです。

応募先企業の業務に関連するもの

履歴書にどのような免許・資格を書けば良いのか悩んだ際は、応募先企業の業務に関連したものを記載しましょう。どういうことか具体例を出してみましょう。

例えば、不動産系の会社に就職する際に最優先で書くべき資格は宅建士の資格です。宅建士は業務独占資格に該当し、不動産会社のスタッフのうち誰かこの資格を持っていなければ業務ができないので、内定承諾後や入社後に取得する場合が多いです。しかし、応募前に宅建士の資格を取得しておくことで、採用担当者にとっては評価が高くなります。

旅行会社に応募する場合は、世界遺産検定を持っていれば業務に役立ちますし、タクシードライバーであれば普通自動車第二種運転免許といった免許を持っていると選考が有利になります。そのため、履歴書に書く際は、国家資格か民間資格かにかかわらず、業務にどれだけ影響があるかを考えて記載しましょう。

語学系の資格

企業の業務内容にもよりますが、海外の人と仕事をする場合や、海外の仕様書を読む機会がある場合は、英検やTOEICのような語学系の資格を所持していると、選考で有利にはたらくことがあります。

例えば、外資系の企業やIT企業では英語をよく使うことがあります。もし外資系の企業へ応募する際は、英検よりもTOEICの方がおすすめです。英検は国内向けの資格ですが、TOEICは世界160か国で受験されている知名度の高い資格だからです。だからこそ海外企業へ応募する際は、TOEICのスコアをアピールした方が良いのです。

ただし、語学系の資格を履歴書に書く際は、スコアに注意しましょう。例えば、中学生レベルのスコアや級を取得しても選考で全くアピールできません。英検であれば最低でも2級、TOEICは600点以上が就活でアピールできる目安とされています。企業によってはさらに高いスコアを求められることがあるため、企業分析・調査は徹底的に行いましょう。

パソコン系の資格

現代日本では、どの会社でもパソコンを使う機会があります。特に書類作成の際にWord、Excelを使い、プレゼンテーションではPowerPointを使うため、パソコン系の資格を持っていると選考で有利に進む場合があります。これらの基本的な使い方や、応用的な使い方を習得している目安として、MOS(Microsoft Office Specialist)という資格があるため、そちらの取得がおすすめです。

取得順に書く

履歴書に免許・資格を書く際は、アピールしたい順ではなく、取得順に記載します。取得年月を偽ると、虚偽の申告になる可能性があるため、うろ覚えの場合は、必ず確認してから記載しましょう。

正式名称で書く

履歴書に免許や資格を書く際は、正式名称で書かなければなりません。下記によく履歴書で書かれる免許と資格の一覧をまとめたので、ぜひ参考にしてください。

免許・資格の略称免許の正式名称
普通普通自動車第一種免許
準中型準中型自動車第一種免許 
中型中型自動車第一種免許 
大型大型自動車第一種免許
大特大型特殊自動車免許
原付原動機付自転車免許
普自二普通自動二輪車免許
大自二大型自動二輪車免許
小特小型特殊自動車免許
普二普通自動車第二種免許
中二中型自動車第二種免許
大二大型自動車第二種免許
大特二大型特殊自動車第二種免許
牽引免許
引二牽引第二種免許
英検実用英語技能検定〇級
漢検日本漢字能力検定〇級
TOEICTOEIC Listening&Reading Test 〇点
FP〇級ファイナンシャル・プランニング技能士 
簿記日本簿記検定〇級日本商工会議所簿記検定〇級
宅建宅地建物取引士
秘書検定秘書技能検定〇級
MOS WordMicrosoft Office Specialist  Word
MOS ExcelMicrosoft Office Specialist Excel
教員免許(幼稚園)幼稚園教諭(一種・二種・専修)免許状
教員免許(小学校)小学校教諭(一種・二種・専修)免許状
教員免許(中学校)中学校教諭(一種・二種・専修)免許状(教科)
教員免許(高等学校)高等学校教諭(一種・専修)免許状(教科)

まとめ

国家資格と民間資格の違いは、法律に記載されているかどうかの違いがあります。国家資格には「業務独占資格」「名称独占資格」「設置義務資格」という3種類があり、それぞれ違反すると罰則があります。公認会計士や税理士がその代表例です。対して、民間資格は国家資格以外の資格を指し、英検やMOSのような民間の団体が主催するものを指します。

履歴書に免許・資格を書く際は、国家資格と民間資格にかかわらず、業務に関連するものを優先的に書きましょう。アピールしたい順ではなく、正式名称で、取得年月順に書くのがポイントです。

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